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ロールキャベツではなく、ロール白菜という選択

ロールキャベツが食べたい。
寒くなってくるとあったかいおかずが恋しくなる。
はふはふ おかずを頬張る幸せは何にもかえがたい。

そう思った時に、
キャベツがなくて小さな絶望を感じた時。
野菜室に入りきらなくてじゃがいもや玉ねぎと並んで置かれていた大きな新聞紙の塊。
真っ暗な中、一筋の希望が見えた気がして包紙の新聞紙を剥がした。
中から出てきたのは、立派に育った大きな白菜だった。

あてもなく、つらつら書いたあとに。

【材料】
〈ロール白菜〉
・白菜(一個につき大きめの葉3枚使います)
・ひき肉(一個につき50〜60グラムぐらい)
・玉ねぎ(これは好み、多めだと甘く優しくなる)
・たまご(ひき肉200グラムぐらいならM1個)
・パン粉(ひき肉200グラムなら大さじ1ぐらい)
・豆乳(牛乳でも可、大さじ1ぐらい)
・ナツメグ(少々、小さじ半量ぐらい)
・塩胡椒(少々)

〈スープ〉
・水(鍋にロール白菜並べてスレスレ頭が出るぐらい)
・塩(ちょっといいお塩がいいかも、味を見ながら)
・醤油(少し)
・だしのもの(好み、私はいれない)

①白菜を必要な分はがして洗い、芯の厚い部分を削ぐ。削いだ分の芯は具に入れるので細かく切っておく。

②鍋に3センチほど水を入れ沸かし、白菜を横向きに立てていれ塩を少し振り、蓋をして5分ほど待つ

③蓋を開けて、芯が程よく柔らかくなったことを確認したら、ザルにあげて熱を取る。このとき、残った汁は絶対に捨てないこと。美味しいもとだから。

④冷ましている間に、タネを作る。たまねぎをみじん切りにしておく。切ったらひき肉に入れて白っぽくなるまで一旦よくこねる。(細かく切った白菜の芯もここに入れる)

⑤たまごをときほぐし、パン粉、豆乳と一緒にタネに入れよくこねる。

⑥ナツメグ、塩胡椒を入れて軽く混ぜて冷蔵庫で15分ほど休ませる。この間に他の副菜の準備なんかをすると食卓が豊かになる。

⑦白菜が冷めたら、2枚を葉の部分を手前に、その上に芯の部分を手前にした状態で置く。

⑧芯の部分にタネを乗せて、外側の葉を中に織り込んできつめに巻いていく。巻いた後、爪楊枝で止めて固定する。

⑨白菜を柔らかくしたときの汁が残った鍋に⑧まで済んだものを入れて、足りない分の水を入れて火にかける

⑩沸騰してきたら塩と醤油(出汁を入れる時はここで)を入れて、灰汁が出てきたらなんとなくでいいので取る。15分から20分ほど蓋をして弱火で待つ。そのあと一本爪楊枝を抜いて透明な肉汁が出たらタネに火が通った証拠。スープの味を見て塩等で調節して完成。

お皿に出すときは、フライ返しやおたまを使って優しく。

フォークやナイフで食べない時は、かぶりつくのではなくお箸で切ってから食べましょう。
芯は縦の繊維。なかなか噛み切ることができません。
でも、がぶっとかぶりついても もちろん美味しいですよ。

はふはふ あつあつであったまる冬の食卓。

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