TOEICのスコアを最短で上げるパート別必須勉強法
留学なしでTOEIC890点を取るためには色々な参考書を買ったり、TOEIC専門学校にも通ったりして色々と試行錯誤しながら勉強してきました。
結論から申し上げると、TOEICの点数を最短でアップする効果的なTOEIC対策をまとめるとこのようになります。
【TOEIC対策のまとめ】
・TOEICの解法テクニックを理解(加点方式なので間違ってもいいからとりあえず埋める、など)
・リスニング(Part1~4):公式問題集のリスニングを何度もきく
・文法(Part5~6):公式問題集+数冊の対策本を解いて苦手なところを理解
・長文読解(Part7):公式問題集の対策+英語本を買って英文を読むのに慣れる
ちなみに、このNoteではTOEIC必須単語を覚える、などというものは紹介していません。
単語に関しては、文脈の中で覚える方がより効率的と思っており、ここで紹介する対策本を買えば単語の紹介もあるので、効率的に勉強が出来るという考えです。
TOEICの点数を短期間でアップさせるパート別対策
まずはTOEIC試験全体感を抑える
TOEICで高得点を取るためにはある程度テクニックが必要になってきます。
TOEICを日本語試験に置き換えたとき、何も対策をしなければPart3~4は日本語でも満点が取れるかどうか疑問になってくる内容です。
2人が1分30秒ぐらい会話した後にメモを取らずに話していた内容(例えば会話に出てきた食材の内容、会議の場所など)を完璧に覚えておくことはできますでしょうか?きっと多くの人が日本語でも完ぺきに答えるのが難しいと思います。
そして色々な人から聞くTOEICに必要なスキルが集中力。
TOEICでは2時間の間に200問を解かなくてはいけません。一瞬でパターンなどを見つけ正しい答えを見つけるスキルが問われます。
こういった背景がある中で、何の対策も持たずにTOEICに臨むのは丸裸で何かの戦いに臨むようなものです。そして、Part3~4では先に質問を読む、などのテクニックが存在します。
下記の本はそういった対策をまとめている本になってきますので、まだTOEICを受けたことがない人や対策について知らない人は1冊購入することをおススメします。
TOEIC L&Rの採点は正解数に基づいて行われます。誤った解答は減点されませんので、答えに迷った場合でもどれか1つにマークすることをお勧めします。特にリーディングセクションにおいては時間配分に注意し、最後の問題まで解答欄にマークするように心がけてください。
TOEIC試験のPart1~4対策:スピーカーに慣れる
Part1~4はリスニングになってきます。ここに関しての対策は、とりあえずTOEICリスニングテストで話すスピーカーに慣れるのが一番の近道です。
ただ、英語に慣れるといっても映画を見たりするのはNGです。
あくまでTOEICなので、TOEICに関連するものに対してだけ耳を鳴らしてください。TOEICはビジネスに特化している英語試験です。学術的なことは問題に出てこないですし、映画で話されるような日常会話はほとんど皆無です。
そのための対策としては、公式のTOEIC公式問題集に収録されているリスニングを徹底的に何度も聞いて完ぺきに聞き取れるようになってください。
TOEICの特徴として、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダの4種類の英語を話すスピーカーがいることです。聞くとかなり発音が違うんですよね。ただ、何度も聞いているとなれます。
日本語でも、人によって話の聞き取りやすさってありますよね。
英語でも人によって聞き取りやすい、聞き取りにくいがありますので、TOEICテストのスピーカーの英語に慣れます。
自分はリスニングで465点という満点に近い点数を取ってますが、この練習の成果だと自信を持って言えます。
とくに公式問題集を使うと、アプリで倍速にしたり、逆に遅くしてゆっくり聞くことが可能です。
自分は1.5倍速にして聞いてシャドーイングをして何度も聞いていました。
問題や質問をスキップして本題だけにすると30分程度で1回の試験が終わりますので、何度も繰り返し勉強できました。
【Part1~4対策のまとめ】
・TOEIC公式問題集を徹底的に活用し、シャドーイングが完ぺきにできるようになる
TOEIC公式問題集をおススメする理由
テストで実際に話をするスピーカーが話している
実際にテストで出される問題にとても近い
倍速にしたりすることでより厳しい環境でリスニングの問題を聞くことができる。
TOEICの問題パターンはアップデートされるので、参考書は最新のものを最低1冊は購入するのをおすすめします。
また、1冊の問題集に2問しかないので、複数冊購入するのがさらに良いです。(自分は3冊購入しています)
ちなみに、公式問題集は、2022年10月1日時点で8冊。2022年10月15日に9冊目が出版されます。
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Part5~6の対策:問題のパターンを理解
Part5~6は文法に関する問題になってきます。Part6は長文内の穴埋めになってくるのですが、文法に関する問題と捉えて問題ないと思います。
Part5~6では主に下記のような知識を問われます。
熟語に関する知識(as long as のような熟語がありますが、この前か後ろのasが質問になっているような問題)
単語の意味に関する知識(選択肢の単語がすべて違う)
文法を問われるタイプ(最上級の前にtheが必ず付きますが、the highestのようなhighestの前のtheが質問になっているような問題、S VのVを聞くような問題で選択肢が動詞、名詞、副詞、形容詞から選ぶ)
大きく分けると上記のような問題のパターンが多いので、Part5~6に対する対策は、徹底的に文法に関する問題に触れるということになります。
対策として、TOEICの文法対策本を数冊買って対策を立てることになりますが、重要なのは「この問題は●●に関する質問だから、答えはXXになってくる」のような解説がしっかり載っている対策本を買うことです!この回答に関する知識が身に付いてくると、選択肢を見ただけで回答を選べるようになってきます。
例えば、選択肢が動詞、名詞、形容詞、副詞になっていたら品詞に関する問題だから、▲▲の部分だけ注目すればいい、というようになります。
実は公式問題集についてはこの解説が少し弱い!
そのため、下記に紹介したTOEIC対策本はしっかりと解説がついているのでとてもおススメです。
Part5~6 対策のおすすめ本
より高得点を狙いたい人向け
【Part5~6対策のまとめ】
・対策本を数冊買って何度も繰り返し練習問題を解く
・1問30秒程度で解けるように準備
・選択肢すべての単語が違うような、単語の意味の理解に対する問題が出てきて分からなければ適当な回答をして次に行く
Part7の対策は英語を読むことになれる
Part7は長文読解力を問われる問題になってきます。ここは問題も終盤になってきますし、集中力が問われるところです。
後半になるにつれて単語数も多くなってくるので、自分は集中力のまだある最初に後ろの問題から解くようにしています。
このPart7の対策は英文に慣れる!
ここも基本的に公式問題集をベースに1~2冊程度本を買って対策するのがメインですが、
初心者の方は、簡単な日本のアニメとか小学生の頃に読んだ本の英語版を買って英語文章に慣れるのをおススメします。
中級~上級者の方は、Kindleで1冊自分に興味ある分野に関しての英語の本を買って読んでみるのをおススメします。
練習で英語を文章を読むときに注意する点としては、自分も先生から教わったのですが、分からない英単語をに当たっても訳さない、です。その理由としては下記の2つです。
当たり前ですが本番は辞書の持ち込みは禁止です。分からない単語に当たっても突き進まないといけません。
分からない単語があっても、文脈から内容を読み取ることはできる
あまり出費が増えるのも大変なので、このPart7対策のおすすめ本がこちらです。Amazonのレビューにもありますが、公式問題に比べ文章が長いです。ただ、その分力が付いたり、本番の文章が易しく感じることが出来ます。
独学でできるTOEIC対策のまとめ
自分がやってきたTOEIC対策を振り返ると、こうなります。
【TOEIC対策のまとめ】
・TOEICの解法テクニックを理解
・リスニング(Part1~4):公式問題集のリスニングを何度もきく
・文法(Part5~6):公式問題集+数冊の対策本を解いて苦手なところを理解
・長文読解(Part7):英文を読むのに慣れる
TOEICは上記の対策で分けたように、リスニング、文法、長文読解の3つのパートに分けられ、そのパートごとに対策のタイプが異なってきます。
リスニングではスピーカーの英語に慣れることと、解法テクニックを駆使して回答の質を上げるのがカギです。その結果、465点の高得点を取ることができました。
後半のPart5~7は75分間で100問を解かないといけない瞬発力が問われるので、出来るだけPart5~6をダッシュで駆け抜けてPart7でじっくり問題に取り組むという戦略が高得点を取る必勝パターンになってきます。
そのために対策を通じてPart5~6の駆け抜けるスピードを速めながら回答の質を高めるというのが効率的な対策になった結果、890点の高得点を取ることができました。
今回の記事がこれからTOEICを勉強する人や高得点を目指したい方の参考になったら幸いです。
今外資系で働いていますが、総合的に英語力をアップさせる方法について、色々とブログでまとめています。
自分の英語学習プロセス