足るを知る者は富み、強めて行う者は志有り。
つい最近この表題の言葉を目にして、自分にとってとてもしっくりきました。マイブーム(死語?)かもしれません(-_-;)
私は若い頃から、驕ったときには足元をすくわれ、卑屈なときは一歩を踏み出せず、どちらも悔しい思いをしたものです。
2年ほど前、フットサルで靭帯を痛めたときは試合の中で「今日はめちゃめちゃ自分調子いいな!」と思っていたときでした。
(1か月ほど松葉杖生活を強いられました。。)
いつからかははっきり覚えていないのですが、調子が良いときこそ自分にエンジンブレーキをかけるのが良いと思うようになっていました。ブレーキペダルを踏むのではないのがポイントです。調子が良いのを止めてしまうのではなく、少しだけ緩めて見落としがないかをチェックしながら調子を維持するのです。
(車に乗らない人はわからないですね。。)
この考え方は、社会生活全般(勉強や仕事も)においても役に立ちます。
できたことは自信に、できなかったことは次につながる可能性
キャリアコンサルタントの受験をしたときなども、過去問などでいい点が取れたとしても、満点ではないので間違ったところをチェックしました。
ここで大事なのは、「満点とれなかったな」ではなく、「次間違ったことがうまくいけば満点に近づける」です。努力すればもっと良くなるので、次へのモチベーションにすることができます。
人によっては、ポジティブですね、とも言われます。
足るを知る者は富む
さて、ここで表題の言葉に戻りますが、最初の一節について。
満足することを知っている者は精神的に豊かであると解説されます。
私なりには「自分の事をよく理解することが大事」と解釈しています。
「分をわきまえる」や「自分で自分を認める」といった意味も込めています。
強(つと)めて行う者は志有り
前節に続けて、それでいて努力する者にこそ志は宿っている、と解説されます。
私なりには「驕らず努力を続けることが大事」と解釈しています。「努力の先に自分のなりたい姿がある」「天狗にならない」といった意味も込めています。
言葉の意味は、検索したら諸説出てくるので知らない方は調べてみてください。私より詳しい方がまとめてくれています。
私はいろいろな解説の中から、自分にしっくりくる言葉や意味を都合よく切り取り、事あるごとに自分に言い聞かせています。
私にとってはこの言葉を頭に浮かべると、とても身が引き締まり、力が湧いてくる言葉です。
そんな言葉をみなさん持っていますか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?