キルケゴールかハイデガーか
キルケゴールはうん・・・、ハイデガーはまあうん、これは居合わせた青年がその友人に向けて言った。「死に至る病」を講義で扱ったという。でも、なぜキルケゴールとハイデガーを比較したのか不思議だった。そのあと特に話は広がらなかったので何も分からない。全くヘーゲルの名は挙がらなかった。ここでふとキルケゴールの「不安の概念」に思考が移動した。またひとつ歳を重ねて、不自由(A-)→自由(B-)→不自由(A)→自由(B)→不自由(A')→自由(B')→・・・ と、この繰り返しが死ぬまで何往復