映画『Diner』を見てきました。
7月5日、僕はふと思った。
お、今日藤原竜也の映画やるじゃん。
見に行こ!
僕は1人、映画館へ足を運んだ。
何を隠そう僕は藤原竜也のファンだ。
ファンというか他に好きな俳優や女優がいないだけで相対的に好きであるということにすぎないかもしれないが、それでもやはり藤原竜也は素晴らしい。伝われ。(ヲタク特有の早口)
というかなぜ呼び捨てなのだろうか。さんをつけろ。さんを。藤原竜也さんだ。控えよ。このお方をどなたと存じる。かの有名な藤原竜也殿である。
『デスノート』シリーズ、『カイジ』シリーズ、『インシテミル』、『藁の楯』、『22年目の告白』、『るろうに剣心』。
どれもお気に入りの作品だ。
彼の出演する作品ではやはりその怪演が光る。
彼の演じる役は大体クズである。
なにか物騒なことに巻き込まれるか、
物騒なこと引き起こす。
その役はもう彼にしかできないはまり役なのである。
竜也さん、オンリーワン。
ああもうこの役は藤原竜也しか演じれないよね。と世間一般に周知されている。藤原竜也とはブランドなのである。
今作の『Diner』では殺人犯専用レストランDinerのオーナーシェフ「ボンベロ」を演じている。
このカッコよさである。
ボンベロは殺し屋専門のダイナー(食堂)に、王のように君臨する孤高のシェフ。もとは凄腕の殺し屋でめっちゃ強い。
ハチャメチャに強い。
僕が痺れたのはこの一言。
「俺はここの王だ。砂糖の一粒までが俺に従う。」
か…かっこええ…なんじゃ…それぇ…
心にグサッと刺さった一言は…
「やるのかやらないのか!どっちなんだ!!!!」
あの独特の声質と圧倒的声量で発せられるこの言葉は、凄味が効いていた。思わず居住まいを正してしまった。
ああ……そうだ……
人生は「やる」か「やらない」か
そのどちらかでしかない。
「できる」か「できないか」なんて関係ない。
配られたカードで戦うしかないのだ。
環境に文句を言っても、
他人の陰口を言い合っても、
結局何も始まらない。