【1月27日】日経新聞まとめ
おはようございます!
今日は早速いきます!
19面 ナイフはいつ床に落ちる
→このタイトルだけで、「この記事読まなきゃ!」と思えた人は、ちゃんと投資を勉強出来てる証拠です。
これは今、株価が大暴落してることに関する記事なんです。
投資の格言に「落ちるナイフはつかむな」というものがあります。
これは、株価が安くなったからといって、安易に株を買いに行くな、上から落ちてくるナイフのように、株価は下落の真っ只中だから、うかつに手を出したらケガをする(大損する)ぞ!ということを言っています。
まさに今の相場がそんな感じです。
アメリカのS&P500なんかは、過去4ヶ月間くらいかけて上がってきた株価の利益分を一気に溶かすくらいの勢いで下がっています。
この格言には続きがあって、ナイフはしっかりと地面に刺さってからつかめという感じです。
つまり、株が下がり切ってから買えということなんですが、、、この株価が下がり切ったのがいつなのか?というのを見極めることが難しいんです。
ただ、それを見極める判断材料として、今日の明け方に発表されたFOMCの結果は役立つかもしれません。
Bloomberg(ブルームバーグ)
パウエル議長、3月利上げ支持を示唆
→だんだん毎度お馴染み感が出てきた、アメリカのFOMC。
アメリカの今後の金融政策を決める大事な会合でしたね。
そんなFOMCが日本時間の今日の明け方に行われて、結果がわかってきました。
結論から言うと、市場の予想通りで、大きな波乱材料はなかったという感じです。
まずおさらい。
アメリカ経済が最近良くなりすぎていて、景気が加熱しすぎないように、金融引き締めを行なっていくのが最近の流れです。
そして具体的に、どんなことをするかと言うことが、前回のFOMCで話し合われ、
①テーパリングのペースを倍にする
②テーパリング終了後、利上げを行う
③保有資産の縮小を行う
という感じでした。
そしてこの発表をうけて、市場では、今年の3月くらいから利上げが始まるだろうと予想をしていました。
そして今回のFOMCでは、市場の予想通り、3月頃に利上げを行える準備が整ってることや、利上げ後に保有資産の縮小をするといったことが発表されました。
これを受けて、アメリカのニューヨークダウは、0.38%安と小幅な動きになりました。
このFOMCの次に大事になってくることは、アメリカの決算発表です。
4月から3月の会計期間をもつ会社が多い日本企業と違い、アメリカは1月から12月で会計期間をもってる会社が多いです。
つまり、去年1年間の業績を示す『本決算』の発表がこの1月後半から2月にかけて集中するんです。
この状況によって、経済が強いのか?弱いのか?という判断ができます。
なのでこれからは、アメリカの金融政策の動きと、個別の企業の業績の両方を見ていく必要があります。
前回のFOMCの記事載っけときますね。
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