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しくじり学生〜俺みたいになるなよ〜【大学受験編】
今この瞬間が全盛期!
こんにちは、Daikiです!
私は30歳で4社目10部署を渡り歩いたジャーニーマンです。
今回は「しくじり学生〜俺みたいになるなよ〜」というテーマで執筆したいと思います。
学生時代にしくじった体験を踏まえて、私自身についても知っていただきたいなという想いとそのしくじった体験が今の血となり肉となっていることを知ってもらえたらと思います。
高校受験で得た成功体験
まず、しくじり学生になる前の成功体験について執筆したいと思います。
私は小学〜高校までの12年間野球をしていて、特に中学時代に所属していたクラブチームでは全国大会にも出場していたこともあり、野球推薦での高校入学を目論んでいました。
そんな背景もあり、中3の8月まではクラブチームの大会や野球推薦での入学に向けたセレクションなどで野球の方に注力していました。
注力した結果は…
すべて落ちました笑
残念なことに野球においては私の実力不足で縁がなかったわけですね!
そこから私はセレクションで落ちた高校を第一志望に設定し、一般受験で入学することを目標にしました。
ただ、勉強が嫌いだったこともあり、なかなか机に向かえない日々が続きました。
そして、気づいたら11月に差し掛かっていました。
当時の第一志望校は偏差値62ありましたが、現実の私の偏差値は50でした。
…当然模試の判定ではE判定で、志望する高校に進むことは困難と思われていました。
そんな中で塾の講師からかけられた言葉が転機になりました。
「まだ間に合う、絶対に第一志望に合格しよう!」
その何気ない一言に救われて、私はやる気が湧きました🔥
そこから毎日朝から塾が閉まる22時まで猛勉強を敢行し、3ヶ月間で偏差値を12(50→62)上げることに成功しました!
結果的に第一志望校に合格🎉
※実は受験前にもう一段偏差値が高い志望校を設定し直していましたが、そこは不合格…残念
とは言えど、受験結果は3勝1敗で終えることができ、短期集中型での猛勉強で成功体験を得ることができました!!
暗黒期、こんにちは
第一志望に合格し、野球との文武両道を目指し高校生活をスタートさせようとしていました。
ところが、半年後私は恐ろしいものに手を染めます。
それは「アイドルの推し活」です。
実は入学したのは男子校でしたので、まあ女子とは無縁の生活でした。
その影響からか現実の恋愛ではなく、どっぷりアイドルにハマってしまったのです。
野球部はテスト期間中は部活が休みになります。
従来はテスト勉強に勤しまなければならないのですが、推し活に目覚めた私はこの期間をイベント参加の貴重な期間として捉えて、握手会やライブの時間に費やしてしまいました。
当然テストでは赤点のオンパレードで野球部の監督が鎮座している図書館での居残り勉強と反省文を命じられてしまいます。
状況はさらに悪化して、部活をサボって推し活をするようになってしまったわけです。
そんな状況が災いしてチームからも孤立する存在になりました。
最終的には周りの力も借りて野球部での活動が復帰したものの、学業はクラスでも成績下位、野球でもベンチ外と理想とする文武両道とは逆の高校生活になってしまいました。
そんな体たらくな中、大学受験へと進んでいくのでありました。
過去の成功体験が招いた失敗
野球部を引退してから、私は大学受験に向けて準備を進めることになるのですが、高校受験時と同様で机に迎えない日々が訪れます。
高校受験期は短期集中型の勉強で成功体験を積んだわけですが、高校1年時から勉強をおろそかにしていたツケは想像以上で短期集中ではカバーし切れないほどでした。
結果的に私立4大学10学部を受験して、全敗でした…!!
どこにも合格しなかったので浪人する選択をせざるを得ませんでした。
浪人時代…繰り返される過ち
浪人するにあたって、1年間鍛錬して希望の大学を目指す道を歩むことになりました。
しかし、またしても私の大学受験は欲しかった結果にはなりませんでした。
何がダメだったかというと大きく分けて2つあります。
①計画性の欠如
今までの受験においては短期的にがむしゃらに取り組んでいただけでした。
それは計画性が欠如していることを意味します。
1年という長い時間があるので、計画立てて取り組めば成果が出せたと思いますが、当時はその観点がなかったので、非常に生産性の低い取り組みにならざるを得ませんでした。
②友達を作り過ぎてしまう
浪人生であるのだから、勉強するために予備校に通うべきです。
しかし、気がつくと周りには多くの予備校仲間ができていたのです。
本来、受験期においてはこの状況は望ましい形とは言えませんでした。
人間強い意志がないと楽しい方向に流されてしまいます。
私も例に漏れずに仲間との楽しい時間(誘惑)に流されてしまい、本来確保すべき勉強時間が確保できなかったと思います。
負の連鎖を止めることができずに気づいたら1年が経ちました。
最終的には浪人時代の受験結果は1勝10敗
現役と浪人それぞれ合算すると2年間で1勝20敗
多くの浪人仲間が希望する成果を得る中、私が手にしたのはFラン大学への入学権利と大きな劣等感でした。
かろうじて滑り止めのFランクのみ合格し、その大学に進むこととなるのでした。
10年以上前の出来事を現在の視点で見た時の学び
今改めて、この事実を振り返った時に後世の人間に伝えられる学びは2点あります。
①「悔しさ」を持つことの重要性
②ゴールではなく手段であると認識する重要性
1つ目は自分の中で一番足りなかった部分だと思います。
高校受験時はセレクションに落ちた悔しさを最終的に受験でぶつけることができました。
一方で、高校時代や浪人時代を通して、悔しさを持ち続けることができませんでした。
それは悔しさの感情を打ち消すほどに楽しさの感情が強かったからだと考えています。
楽しさを選択することも時には大事ですが、何かを実現したい時は程々にしておいた方がいいです。
自分はこのnoteに過去のしくじりとして残すことで同じ状態に戻らないように戒めしています。
2つ目は私自身も最近になって気づいた学びです。
そもそも受験ってゴールじゃないよねというところです。
高校受験の時は意識せずに高校野球で活躍する姿をイメージしながら、受験勉強を最終的に行いました。
しかし、その後はゴールがブレたり、そもそも設定できていなかったり、短期的な楽しさに流されてしまったり、またはモチベーションの管理ができていなかったりしました。
当時は無意識に行っていたことですが、振り返ってみると明確に違いがあると感じます。
このしくじりは当時の私の未熟さが生み出した結果でしたが、こうした経験がのちに反面教師になって生かされるので決して悲観的には見ていないです。
私のnoteを見ていただいて自分自身やもしくはご視聴者のお子様などが同じしくじりをしないようにしていただけるといいかなと思います笑もし、同じようにしくじっても、立て直せるよっていうことも同時に伝えたいです。
このような発信も随時行っていきますのでぜひまたご覧になっていただけると幸いです。