本との遭遇覚書・司書名鑑
図書館で図書館に関する本をあれこれと借りています。
読めば読むほど、図書館という機能の素晴らしさを感じます。もっと社会が図書館を活用すべきだよなとも思い、現状の厳しさや難しさも痛感させられます。
『司書名鑑 図書館をアップデートする人々』(岡本真・編著)と遭遇。
お世話になっている図書館長さんのインタビューも掲載されているということで手に取りました。
図書館に関わる様々な人のインタビュー集。何故図書館に関わるようになったのか、今まで行なってきたこと、これからの目標や課題などなど。
図書館と関わるといっても司書とは限らないのですよね。様々な関わり方があり、様々な人が関わることで図書館が成り立っていることも知れます。
こういう本を読むと、もう一度大学で勉強したいなという気持ちが高まります。何故大学在学中に司書資格を取らなかったのかとも思います。
言ってみれば、知らなかったのですね。司書資格というものがあるということは知っていました。でもそれがどのようなもので、図書館の役割とはどういうものなのかを知らなかった。
だから今、改めて勉強したいと思うのです。
何を学びたいかとなると、図書館学もそうですし、児童文学やファンタジー文学やヤングアダルト文学についても学びたい。それとは別に社会福祉についても学びたい。知りたいこと学びたいことはいくらでもあるのです。
大学って学びたいなと思った人がいつでも気軽に学べる場所であってほしいけど、なかなかそうはいかないのですよね。それでも様々な道も示されている。その道に遭遇できるかどうか。
知れば知るほど、知らないことがあることを知る。どの分野でもそうでしょう。だからある程度知ってから大学に行くのがいいと思うのですよ。18歳の時には知らなかった道がたくさんあるのだから。
因みに大学時代は史学科東洋史専攻でした。秦漢交代期あたりの中国古代史で卒論書いたなあ。
大学出てからあれやこれやで興味の方向がガラリと変わっちゃったんですよね。それでも大学での学びは価値があったと思っています。勉強のための勉強ができる時期ですものね。
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