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隙間時間と習慣の話③

また思わず書いているうちに長くなり、シリーズものにしてしまった。本当は1編だけで終わる予定だったのに。。。

今回でこのシリーズは完結しよう。

これまでのお話

どういう話だったかというと、「隙間時間を使って何か新しいことをやろう!」という、生産性あげてパフォーマンスあげていこうぜ系自己啓発の安易な、そして使い古された売り文句を簡単に買ってはいけない、という話である。

なぜなら、隙間時間という時間など実はこの世に存在しないから。なぜ存在しないかというと、時間の使い方というのはほとんど習慣で決まっているからだ。だから、「新しいことをやろう!」と高らかに声を上げたとしても、そのためには「それまでやっていたことをやめる」必要があり、それが非常に難しい。

そうか、こう書けばよかったのか笑
こう書けばシリーズにせずとも済んだのか苦笑

一応、この辺の話がリンク先の記事に書いてあります。

というわけで、この話の着地点は「隙間時間を有効に使い新しいことを始めるためには、古い習慣を新しいものに刷新しなければならない」ということになり、

結局「習慣を変える方法」という話をしないと終わらない流れになってしまった。

正直なところ、この手の自己啓発本はオンライ書店にもオフライン書店にも大量にあり、僕はそのほとんどを読んだことがない。だから、この手の本と同じようなことが書いてある可能性も低くはない。

もし以下に書かれる話に何か価値があるとすれば、それは、「頑張って習慣を変える」的なアプローチではなく「脳科学の観点から習慣づけの仕組みを学ぶ」というアプローチで考えているという点だろうか。そして、僕が実際に実践していてある程度うまくいっている、ということだと思う。

ただし、「ある程度」だし、再現性もどこまであるかはよくわからない。ただ、少なくとも脳の物理的な仕組みにうまく依存する方法なのでとても具体的だとは思う。
またシンプルで、同じ脳の仕組みを備えている動物ならばおそらくだいたい同じように機能するのではなかろうか。

習慣を変える方法

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