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ミドル層はこの国を救う最後の可能性かもね。

23年度後期の授業が本格的に始まっている。

多分割と明け透けに色々と話してしまう方なので、授業中が実は一番本音で話していることも多いかもしれない。社会的な話とか、大学の内部的なこととか。話せる範囲というのはあるのでそこら辺は弁えているつもりだけれど、話せるギリギリのところまでは結構言っちゃうこともある。

もちろん言葉は選ぶのだが、表現するべき現状自体がなかなかの地獄だったりするので、言葉を選んでみたところでやっぱり黒いものを白くすることができるわけではないから、どう控えめに見積もっても、あまりいいことは言ってない。ポジティブなことは。

あまりいいことは言わない。というか、言えない。ぶっちゃけた話、あんまり無いので。

あたしはこの国の未来には正直なところほとんど期待はしていない。政治で何かが変わるとも思えないし、変える気があるとも思えない。シルバー民主主義なんて、もう20年以上前から予想していた未来だったし、最近はにわかに若者の選挙への関心が高まっているような感じがしなくもないが、多分もう手遅れだ。若者世代がどう頑張っても、選挙結果は老人に有利なものにならざるを得ないし、もしかするとまだかろうじて過去の経済的遺産に縋ることができる分だけ今はまだマシなのかもしれないとすら思っている。

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