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怒涛の卒論指導って話

学生の卒業論文提出日が迫っている。迫ればみんな、焦って原稿を送ってくる。少し纏まって書いたらこまめに送るように、と数ヶ月前から指示は出していたものの、

みなさんそんなにこまめに送ってくる学生ばかりではないので、

この時期にドバッとやってくる。

原稿は初見が一番指摘部分が多い。それでもこまめに見せてくれれば、同じ指摘を何度もしなくて済む。だからこまめに見せて欲しいのだけど、この辺の事情は学生にはなかなか理解してもらえない。

添削する原稿はひとつじゃないが、僕の身体は一つしかない。したがって学生Aの原稿に赤を入れている間、学生B・ C・Dなどは「待ち」にならざるを得ない。が、提出期限が迫るこの時期、待つのもなかなか楽じゃない。そわそわする。

それも分かるのでなるべく急ぎたいのだが、なんせこまめに見せてくれないのでいかんせん指摘しなきゃならない箇所が多い。

同じ指摘も何度もしなきゃならん。

こまめに見せて欲しい教員と、こまめに見せることができるなら苦労は無いさという学生が織りなす悲喜劇のハーモニー。それが卒論指導。がんばれ学生がんばれ私。

んじゃね!

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