✨ かわいいオノマトペ帳(採集編) vol.7
月曜日になりました! きょうは「かわいいオノマトペ」を採集する日です〜。
「可愛さ重視のオノマトペ帳」をつくるため、今年の2月に始まったこの企画。毎週月曜日に「可愛いな〜」と思ったオノマトペを5個ずつ選んで、アレコレ語っています。コレクションは現在、30個まできました!
今回の「かわいいオノマトペ」はこちら!
31. ごろごろ
まずは「ごろごろ」です。「ご」の音がちょっと強いけど、かわいい雰囲気を感じます。あまい可愛さというよりは、素朴な可愛さみたいな。布団の上とか、カーペットの上で寝転がることを「ごろごろ」するって言ったりしますよね。あとは、おなかの音として使われることも。なんか居どころが定まらないような、そういうオノマトペなんでしょうか。「ころころ」よりも重たくて、大きいものがにぶく動いてるようなイメージ。
32. ぴかぴか
お次は「ぴかぴか」にしてみました。「ごろごろ」と「ぴかぴか」を合わせたら、かみなりっぽいですね。「くつをぴかぴかに磨く」と言ったりもします。輝きだったり、光を表現しているわけですね。ふと思ったのが、これピカチュウの存在によって「ぴかぴか」のイメージが爆上がりしてるような気がします。可愛さアップへの貢献度があまりにも高いというか。そもそも、光るってこと自体ポジティブな明るいイメージありますけど、それをさらに押し上げているんじゃないでしょうか。ぴかぴか〜。
33. ぷくぷく
つづいて「ぷくぷく」を考えます。なんでしょう、まず浮かんだのは「う」の口になるところがかわいいです。ほっぺのぷっくり感とかも、かなり近いところにありますね。「ぷくぷく」。泡が浮かんではじける音とか、なにかがふくらむときの音にも使われるイメージです。たとえば同じ泡だったら「ぶくぶく」とか「ぼこぼこ」もあるなかで、「ぷくぷく」って弱いんですよね。なんか、一瞬ではじけちゃってます。「小さいものがたくさん集まっている可愛さ」みたいな感じ?
34. ぺこぺこ
「ぴかぴか」「ぷくぷく」「ぺこぺこ」。今回、三連で「PKオノマトペ」を並べてみました。どれも「ぱ行(P)」と「か行(K)」の音が交互にならぶオノマトペです。音としては似てるけど、あんまり印象は似ていないかも。おじぎをしたり、かんたんにへっこむ(つぶれる?)ような空き箱のことを「ぺこぺこする」って言ったりします。あ、おなかが空いての「ぺこぺこ」もありました。こっちのほうがメインですね。「もうおなかぺこぺこだよ〜」これも、おなかが引っこんでいる状態を表現するのに、ちょうどいい音ですね。やっぱりオノマトペっておもしろい!笑
35. むちむち
さいごは「むちむち」と、まずまちがいなくかわいいオノマトペを選びました。いま一歳五か月の娘は、毎日走りまわるようになったので去年よりもちょっと引き締まってきたんですけど、まだ「むちむち」期の面影が残っています。前回出てきた「もちもち」のなかまですね。やっぱりこの「MTオノマトペ(TよりもCH?)」は、独特のボリューム感を表現するのが上手です。「めちゃめちゃ」とかもそう。「ま行」のやわらかくて厚みのあるところへ「た行(ちゃ行?)」の切断というか、はち切れそうな感じというのが来るんですよねぇ。この話だけで、おいしいジュースが飲めそうな気がします笑。
今回はこんな感じになりました〜。「PKオノマトペ」とか、あたらしい採集用のワードが登場しています笑。まだまだいろんな角度からけんきゅうできそうな予感。みなさんも、日常のなかにある「かわいい音」を探してみてはいかがでしょうか? それではまた来週〜!