✨ かわいいオノマトペ帳(採集編) vol.11
火曜日になりました〜。GWもおわったので(っていうのは関係なく忘れてただけ笑)、いつも月曜日に更新している「かわいいオノマトペ」の採集をやっていきますよ〜!
「可愛さ重視のオノマトペ帳」をつくるため、今年の2月に始まったこの企画。毎週月曜日に「可愛いな〜」と思ったオノマトペを5個ずつ選んで、アレコレ語っています。現在コレクションは50個! もし100個集めるなら、ちょうど折り返し地点です。
きょう採集する「かわいいオノマトペ」はこちら!
51. ぷかぷか
まずは「ぷかぷか」です。軽々と、水のうえに浮かんでいるようなイメージが浮かんできます。空中に浮いてても良さそうですね。ちょっと揺れながら浮かんでいるような、そんな動きを感じられます。水面をたたく音なのかなぁ。「ぷ」と「か」の印象に、絶妙な距離があるような気がしました。「ぷ」には水分だったり、空気のふくらみを、「か」には前進する感じ? ここに「揺れ」の要素があるのかもしれません。ちょっと間の抜けたような音でもありますよね。「ぷかぷか」って、コワモテのひとは言わないような気がします笑
52. ぷらぷら
つづいて「ぷらぷら」を。さっきの「ぷかぷか」と同じく「ぷ」の音が入ってますね。ちがいは「か」と「ら」だけ、とも言えます。「ぷかぷか」にくらべて「ぷらぷら」は、もうちょっと揺れが長そう。「ぷらーん」っていう音にひっぱられてるのかもしれません笑。あと、まるみがありますね。使いかたとしては「ぷらぷら歩く」とか、テキトーに、気楽に、みたいなニュアンスも感じます。ひともじちがうだけで、けっこう印象って変わるんですね〜。プラスチックとか、天ぷらとか、そういう「ぷら」のつくことばからの影響もちょっとくらいはあるんでしょうか。
53. ぷりぷり
お次は「ぷりぷり」にしてみました。可愛すぎて、ちょっと笑いそうになりますね笑。おしりを「ぷりぷり」、おこって「ぷりぷり」、そんな使われかたが多いかな。先に言っておくと、きょうは「ぷ」のつくオノマトペシリーズでいきます。で、そのなかでも特に「こっけいさ」が際立ってますよね「ぷりぷり」。なんでだろう。どうしても、ふざけてる感じがしちゃいます笑。それこそ、動きがふざけてる。おしりを振ってるわけですから。いや、もちろんほかの使いかたもあるとおもうんですけど、個人的にかなり「おしり」とひもづいてるオノマトペです笑。あ、エビの食感とかにも使いますね。むしろそっちのほうが多いかな。じぶんのなかでおもしろオノマトペになってただけでした。ごめんね「ぷりぷり」笑。
54. ぷるぷる
「ぷりぷり」の流れで「ぷるぷる」へ行ってみます。「ぷ」のつくオノマトペは、どれも「揺れ」を感じるなぁとおもってるところですが、この「ぷるぷる」こそ揺れを表現するオノマトペとしては優勝って感じがします。なんせ「ぷるぷる」ですからね。プリンも、ひざも、ケータイも、揺らせるものは、たいてい「ぷるぷる」で表現できるんじゃないでしょうか。たぶん、そんなことはないんですけど笑。なにより水気を感じますね。「ぷ」と「る」の組み合わせがうるおいを生むのかな。ん、逆か。そもそも水分の多いものが「ぷるん」と揺れるから、うるおいを連想するのかもしれません。あと、なんか「ぷるぷる」って小刻みな揺れって感じがします。「ぷらぷら」よりも「ぷるぷる」のほうが揺れがみじかい、みたいな。
55. ぷんぷん
さいごは「ぷんぷん」、ひさしぶりに「ん」のつくオノマトペです。可愛くおこるときの「ぷんぷん」もあれば、なにやら香ってくるときの「ぷんぷん」、虫が飛んでるときの「ぷんぷん」もありますね。「ん」が入ることで、ハネるというか、縦の揺れを感じます。「ぷん」を一回言うたびに途切れるみたいな? ほかの音には出せないノリです。意外とこれまで字面(ひらがなで書いた感じ)に触れてこなかったですけど、「ぷんぷん」ってもう見た目がかわいいですね笑。なんでかな。「ぷ」も「ん」も絶妙にこどもっぽいというか、へにょんとしてます。あ〜字面の可愛さか〜。ほかのオノマトペも、もっと見ておくべきでした笑。けっこうそれで印象変わるとおもうんだよなぁ。
今回はこんな感じです〜。「ぷ」のつくオノマトペを集めてみました笑。こうやって似たものを並べると、いろんな発見がありますね! みなさん、お気に入りのオノマトペはありましたか? それではまた来週! Vol.12でお会いしましょ〜。
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