【Unity】初めてSteamゲームをリリース!使ったライブラリなどを公開します
Find it! festival in the Hotel という3D探し物ゲームをリリースしました!ミニゲームでサクッと遊べるのでぜひプレイしてみてください。
この記事では実際に開発に使ったライブラリを紹介します。自作の公開ライブラリもあります。
基本
Action Game Core
汎用的なアクションゲーム向けの自作ライブラリです。別のゲーム開発のために頻繁に更新しているので、落ち着いたら記事を書きます。
FPSカメラやキャラクターの移動に使用しました。
UniTask
各部屋の読込待ちや、ゲームクリアの演出のシーケンスに使用しました。
Steamworks.NET
Steamworks APIのUnity用ラッパーです。
UI系
Unity Localization
Unityが提供する多言語対応用のパッケージです。私のゲームはChatGPTの力も借りながら11ヵ国に対応しました。
System Font Localization
システムフォントを読み込んで他言語を表示する、自作ライブラリです。多言語対応でフォントを集める必要がなくなります。
Unity Input System
Unityが提供する新しい入力処理です。
Input Glyphs
コントローラのボタンアイコンを表示する、自作ライブラリです。TextMeshProの文字列にボタンアイコンを含めたりできます。InputSystemを使っていれば設定不要ですぐ使えるところが我ながらイチオシです。
オブジェクト配置系
Smart Library
アセットのサムネイルを一覧で表示してくれて、ドラッグ&ドロップもできます。レベルデザインなど、プレハブを配置しまくるときに役立ちます。
Paste Next
オブジェクトをコピペ(ctrl+V)または複製(ctrl+D)したオブジェクトが次の行に生成されるようにする、自作ライブラリです。文章では難しいのでストアページの動画を見てほしいのですが、なんでこれがデフォルトじゃないの?って思うくらい直感的な動作になります。
Dropped Object Order Rule
プレハブをシーンに直接ドラッグ&ドロップしたときのヒエラルキー順を整える、自作ライブラリです。デフォルトは規則性のない位置に挿入されますが、これがあれば必ず一番下に挿入されます。なんでこれがデフォルトじゃないの?って思うくらい直感的な動作になります。
Orbit Scene View
シーンビューを右クリック+ドラッグするとカメラが回り込むように動く、自作ライブラリです。Blenderやシミュレーションゲームに慣れている人はしっくりくると思います。ズーム機能や中央クリックと相性が良く、愛用しています。
Synty POLYGON シリーズ
ローポリな3Dモデル。かなりお世話になってます。
だけど最近はポリゴン数が増えていて、ちょっと困ってます。
サウンド系
Easy Muffled Sound
壁越しの音をこもらせる、自作ライブラリです。壁を回り込み(回折)を疑似的に再現しています。部屋感がぐっと増します。
開発ツール系
Bugsnag
バグレポート・監視ツールです。無料版を使っています。Unity用にUPM版が用意されているので導入が簡単でした。
Build File Cleaner
ビルド時に生成された不要なファイルを自動で消す、自作ライブラリです。BurstDebugInformation_DoNotShipみたいなやつを消します。
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Folder Copy On Build
ビルド時に特定のフォルダをビルドパスに複製する、自作ライブラリです。
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終わりに
これからもゲーム開発で作ったライブラリは公開していくつもりなので、よければXやGitHubアカウントのフォローをよろしくお願いします。
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