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ダニーデンの街

オマルーからエレファント・ロック、モエラキ・ボルダーと寄り道をし続けてダニーデンに到着する頃には辺りはすっかり暗くなっていた。

路上パーキングは有料と無料があり、街の中心部は有料か、無料であっても制限時間が設けられていたりする。なのでバッパーやモーテルに泊まる時は中心部から少し離れたところを選ぶようにしていた。
ダニーデンの坂の上にあるバッパー。ダニーデンは急な坂が多い。

夕食がまだだったのでドミトリールームに荷物を置いたあと、坂の下のコンビニに向かった。
適当にコンビニでサンドイッチを買って散歩しているとダニーデン鉄道駅が目の前に現れる。

ダニーデン鉄道駅

もちろん閉まっているが、夜はこんな風にライトアップされて綺麗だった。近くの公園を通り過ぎた後は、翌日にゆっくり観光するのでさっさとパッパーに戻る。宿のラウンジルームで今後の予定を練った後、シャワーを浴びて就寝。

次の日は朝から博物館→ダニーデン鉄道駅→もう一つの博物館と観光した後、ショッピングモール内で昼飯を食べて世界一急な坂道ボールドウィン・ストリートに向かう。

オタゴ・セトラーズ博物館
主にダニーデンの歴史や遺産が展示されていた。
ダニーデン鉄道駅のホーム
オタゴ博物館
世界各地の民族の歴史や文化、ニュージーランドの固有動物の展示などセトラーズの方より規模がかなりでかい印象。館内にレストランやプラネタリウムが併設してある。
ボールドウィン・ストリート
ギネス世界一急な坂道

気づくともう15時過ぎで、急いでダニーデンのはずれの港町ポートチャーマーズに向かった。

ジョージ・ストリート
ポートチャーマーズのメインロード。16時過ぎに通った時、アート作品やギフトショップが並ぶこの通りの店はもうほとんどしまっていた。

その後ダニーデンに戻りポートチャーマーズの対岸にあるサンドフライ・ベイに向かう。NZ固有種であるイエローアイズペンギンは、日没の時間に海から帰ってくるらしい。ここでも運がよければ見られる、そう聞いて日没の時間まで待った。

サンドフライ・ベイ
このサンドフライの名前の由来は、単純に細かい砂が風で舞い上がる海岸だからだそう。一瞬あの蚊のように厄介な虫サンドフライを連想させるが、奴等は主に南島西側に生息しているので無関係だ。

ペンギンなし。他にもペンギンを見るために来ていたであろう中年の女性が車に戻っては諦めきれず何度も覗きにきていた。
シーライオン(アシカ)を観察してバッパーに戻る。

インバーカーギル