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マウント・クック

星空を堪能した翌日、朝9時過ぎにテカポ湖の隣にあるマウント・ジョンにあるカフェに向かった。
マウント・ジョンへのアクセスは徒歩で登っていく方法もあるが、今回は午後の予定もあったので車で登る。

マウントジョンにあるアストロカフェ

麓の草原から見るのもいいが、湖を見おろしながら飲むコーヒーは至福の時間だった。
開店直後に行ったのは正解で、後から来た車が駐車場の空き待ちになっている。テラス席にも限りがあるので、開店ちょっと前に着くのがおすすめだ。

コーヒーを飲んだあとは、しばらくその景色を見てテカポ湖へと戻った。
ドミトリーのキッチンで昼食をとり、ニュージーランド最高峰マウントクックを目指す。

マウントクックはテカポ湖から北西に約2時間ほど車を走らせたあたりにある。
国内最大の自然保護区テ・ワヒポウナムに位置し、氷河やモレーンを見ながら歩くハイキングコース、フッカーバレートラックがあることでも有名だ。今回はそのコースを歩いてみる。
午後3時過ぎにマウントクックの麓にある駐車場に到着し歩き始めた時は少し出遅れたと思ったが、結果的には絶妙な時間だった。
地質からかホワイトグリーンカラーの川が流れる上を吊り橋で渡っていく。


平らに長く続く道を歩きながらそんな吊り橋を3本ほど通った後に小さな湖が現れた。

溶けた氷河湖


スマホの電源が切れて写真を撮り損ねたが、帰り際ゆっくり歩きながら振り返ると、山々の向こうに沈みゆく日の光が氷山の雪に反射して幻想的な世界を作り出していた。

そしてテカポ湖の宿に戻り、また星空の夜を過ごす。天気予報を見ると明日からはしばらく曇りや雨の恐れがあるとのこと。今回の旅ではフィヨルドランド国立公園やミルフォードサウンド、クイーンズタウンと西側に期待値が高いので、東から先に時計回りに街を回っていくことにする。

オマルーの街