オマルーの街
4日目の朝、テカポ湖からフェアリーという小さな町を経由してオマルーに昼過ぎ到着した。空が曇っている。
19世紀イギリスの植民地下にあった頃、この街は産業都市・貿易港として栄えた。もともと樹木の少なかったこの土地では、石灰岩を使った白く美しい建物が建てられ、現在でも独特の雰囲気を醸し出している。
無料駐車場も整備されているし、そこまで人も多くない。静かに観光するには最適な場所だった。
通りにはお洒落な店が並んでいて、カフェやギフトショップ、アートスタジオやワイン工場があった。
他にも高品質のチーズが食べられるカフェ併設のチーズ工場、世界最小のペンギン・ブルーペンギンが見られる「ブルーペンギン・コロニー」があるらしいが、時間の関係で行けなかった。ここで一泊してあともう少し観光するのもありだったと思う。
この時期日照時間は長い割に、店が閉まるのが早い。平日だったからか通りの店は午後4時くらいにほとんどが閉まり始めた。