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世界最南端の街「ウシュアイア」

世界最南端というロマンを求めて「ウシュアイア」に到着しました。
プンタアレナスから約12時間のバス移動。
ペルーやボリビアで乗ったようなほぼフルリクライニングのバスと違って、日本の夜行バスのようなリクライニングと狭さ。
かなりしんどかったです笑

ウシュアイアとは

ウシュアイアは世界で最も南極に近い街で、世界最南端の場所として栄えています。
南極行きのフェリーもここから出ているのだとか。
ウシュアイアとは、現地の先住民の言葉で「最果ての地」という意味らしく、それがそのまま地名になったらしいです。

世界最南端の郵便局

ウシュアイアにあるものは全てが世界最南端。
とってつけたようで完全にマーケティングにやられてますが、そんなことは気にせず今回は世界最南端の郵便局へ行きました。
世界最南端の郵便局から祖父母へ絵葉書を送る。
そんなロマンに心が燻られました。

絵葉書は街で購入した方が安いという記事を見ていたので、到着してすぐ絵葉書を買いに行き、次の日は郵便局へ向かうべく、国立公園へ移動しました。

世界最南端の郵便局にはたくさんの人が集まっていて、みんな家族や友人にメッセージを書いてポストに投函していました。
世界最南端スタンプも押してくれます。

世界の果て郵便局
絵葉書

そして緊張のポスト投函。
果たして日本に本当に届くのか。
何日、何ヶ月かかるのだろうか笑
届いた時の祖父母の反応が楽しみですね。

国立公園トレッキング

郵便局へ立ち寄った後は国立公園内をトレッキングしました。
7キロほど、1時間半くらいだよと言われたのでサクッと歩くかって感じだったんですけど、普通に2,3時間かかりました。
めちゃくちゃ長いし、まだ足にはパイネの筋肉痛が残ってたのでしんどかったです笑

景色はという、とても綺麗でした。
パイネやフィッツロイと違い、海の近くの森の中を歩くため、海辺の景色を堪能しながら歩くことができました。
また、日本では見かけないような鳥を見ることができたり。
あれはキツツキなのかな。
なんか小学校の国語の教科書で出て来た気がする。知らんけど

きつつきみたいな

2,3時間歩いてレストランがある小屋へ到着。
行動食をホステルに忘れて来た僕は死ぬほど空腹だったので、中売っていたエンパナーダを購入。
これがバカ冷たい。
あっためてくれよーってなりました。
でも言いに行くのもめんどくさかったのでそのまま食べて、帰りのバスが来るまで爆睡してました笑

ウシュアイア名物 カニ

ウシュアイアは海の街でシーフードがとても有名です。
その中でもタラバガニの丸湯でがとても人気で絶対に食べたいと思っていました。

ウシュアイアに到着した日、やけに行列のできているレストランを見かけました。
Googleの評価を見てみるととてつもない高評価の数。
せっかくならここに行くしかないと思って狙いを定めていました。

車窓から見た並び

そして次の日、19時開店のため18時半前くらいに向かうともうすでに少し並び始めていました。
僕が並んでから5分後後ろにはとてつもない行列。
早めに来ておいてよかったーって心底思いました。

そして入店し、メニューを見るとスペイン語で正直何が何だか全くわかりませんでした笑
後ろの中国人の方に聞くと、いろいろ教えてくれて、KingCrabを食べるべきだけど1人だと多いよと言われました。
そして値段もめちゃくちゃ高い笑
KingCrabで40000ペソ(40ドル以上ですね)

これはやばいと思って、すぐさま周りを見渡し、1人で座っているお兄さんがいたので一緒に食べないかと声をかけました。
快諾してくれてなんとか一緒に食べるパートナーを見つけました。

お兄さんの名前はガブリエル
アルゼンチンの北の方から来ているとのことでした。
ガブリエルおすすめのワインで乾杯し、お互い自分たちの国について話したり、これまでの旅について話して盛り上がり楽しかったです。
この1日の出会いの感じがバックパッカーっぽくて最高ですね

あーだこーだ話しているうちに、ついにカニが到着。
なかなかでかかった。
でも全然1人で食べれそうではありました笑笑

凛々しいカニ

気になるお味はというとこれがめちゃくちゃ美味しい。
しかもちょっと海の匂いや味がして、本当に新鮮なんだろうなと感じました。
実はこのお店は店主が自らカニを取りに行って、他の店にも卸しているため、値段が他のレストランよりも少し安いのだとか。
そら人気でるわ。

塩をつけたり、お酢をつけたり、オイルつけたりさまざま味変しましたが、塩が1番でした。
ほんでサービスのバケットもめちゃくちゃうまい。
僕はよく食べるのでバケットおかわりしてお腹を満たしました笑

お会計は2人で48000ペソ(50ドルくらい)
なかなか贅沢をした晩ごはんでした。

トレッキング

次の日。
ウシュアイア最終日で夜のフライトでイグアスに向かうため、それまで時間を潰したくオススメされたトレッキングに行くことにしました。

シャトルバスで連れてってくれて、登ること1時間。
あっという間につきました笑
ただあいにくの天気で雨がちらちら降っていたりとあまり天気が良くなく、そこそこいい景色を見ることができたって感じでした笑

マップ
あいにくの天気
広がる景色は綺麗です

僕は予算の都合上こちらのトレッキングを選んだのですが、予算がある人はボートで島を巡るツアーやペンギンを見るツアーに行くべきかなと思います。

ちなみに僕のトレッキングはシャトルバス代だけなので8000ペソ(8$ほど)
ボートで島を巡るツアー 32000ペソ(32$)
ペンギンツアー 48000ペソ(48$)

値段はこんな感じでした。
カニ食った後に流石にペンギンは行けなかったです。笑
それでも金ないのに

余談なんですけど、ウシュアイアでもブルーレートで両替できます。
僕はここでひたすら両替してました。
10ドル20ドル札もいけたのでありがたかった
このレストランの下のお土産屋さん


毎日レートが変わってて、僕の時は
1日目 1ドル 870ペソ
2日目 1ドル 930ペソ
3日目 1ドル 1050ペソ
こんな感じでした。財政破綻してる国は毎日違うレートなんで困ります笑

オススメファストフード

最後におすすめのファストフードを紹介しておきます。
僕が行ったのは2つです。

1つ目がここ

4500ぺソ(4.5ドルほど)


店内は少しおしゃれなバーのような感じでした。
バンバーガーが安くて美味しかったです。
ボリュームはそこそこ

2つ目がここ

まじでデカくてうまい


バスターミナルの近くにある公園の中で、キッチンカー的にやってるお店です。
ここのハンバーガーがまじででかい。
食い切るのに必死でした笑
最後普通に吐きそうになってたし笑笑
味も抜群にうまいし、それでいて5000ペソとリーズナブル。
ハンバーガー以外にももう一品美味しいのがありました。
これはラリったおっちゃんに貰ったんですけど、パンにでかいソーセージが挟んであり、シンプルでクソうまい。
マラドーナも大好きなんだって。

マラドーナとラリったおっちゃん この手に持ってるやつがうまかった

そんな感じで僕のウシュアイア観光は幕を閉じました。
次はイグアスの滝

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