daiki

沖縄に生息するHSP地方公務員。 30代後半。

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腹筋でチヤホヤされる人に

朝、職場のエレベーターの鏡を見て、あぁ、お腹出てきたなあ、と思う。 今日は早めに仕事を終わらせて、夕方ジムに行ってみようか、と思う。 めぐまれた顔面ではないので、せめてみっともないお腹にはなりたくない、と思う。 しかし、みっともないお腹、というのはどんなものだろう。職場のおっさん達、居酒屋のおっさん達の腹を見ておれは「みっともない」と思っているのだろうか。だとすると生意気な話だ。お腹だけで人を判断しているのだとしたら、それこそみっともない。 そもそも腹筋が割れていたらみっと

    • 「意外とMなんですね」

      20代の頃はロックンロールに没頭していました。 Tシャツを試着をした時、可愛い店員さんに「意外とMなんですね!」と言われて鼓動が16ビートを刻んだのを覚えています。 30代半ばに入り、落ち着いた音楽を好むようになってきました。 シャツを試着したら素敵なマダム店員に「あなた、意外とMなのね」と言われて身体全体にグルーヴを感じて気づきました。 これがJAZZなんだ、と。

      • 誓ったことを思い出す方法

        あの悔しさを胸の奥にしまって。 悲しみを涙で吐き出せもせずに心に閉じ込めて。 誰にも知られないように心に誓って。 目を開けて。 おっぱいの大きなお姉さんがいたから何を誓ったか忘れてしまった。

        • GW最終日の憂鬱②

          気を取り直して2軒目。 カティサークという安ウイスキーがあるんですが。自分の好きな小説で、おっさんがカティサークを飲んでいたら隣の席の美人に話しかけられるシーンがあるんです。 そのシーンを思い出しながらカティサークを飲んでいたら、隣に綺麗な女性が座ってきたではないですか。これは...あの小説と同じだ! カッコつけたシングルモルトではなく、気取らない安いカティサークを飲んでる姿に好感を持った美人がおっさんに話しかけるのだ。「カティサークがお好きなの?」と。そのあと二人は...

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          3本

        記事

          GW最終日の憂鬱①

          自分の今年のGWは6連休でした。 夜な夜な良い感じの店を見つけて、一人飲み。 トリュフ風味のナッツをサービスしてくれるというので有り難く頂戴した。 「本当にトリュフだね」「美味しいね」と他の客とマスターが話している。 頼む、頼むからこっちを見ないでくれ。おれに話を振らないでくれ。「どうですか?」とか聞いてこないでくれ。おれはトリュフを食べたことがないからわからな マスター「どうですか?」 おれ「やばいっすね」

          GW最終日の憂鬱①

          ラーメン屋の罠

          今日はラーメンが食べたいんじゃい!という欲望が朝から抑えきれない。長年愛用しているクリアクリーンオレンジ味で歯を磨いても心は満たされず。洗濯をしても、キッチンの排水溝の掃除をしても、パンツを綺麗に畳んで薄い色から濃い色順に収納しても、頭の中はラーメンで埋め尽くされる。このままでは心が煮干しスープだ。脳が豚骨ベースの醤油系で魚介の風味がくっそ!正気を保つんだおれ! ハンドルを握りしめたおれは那覇市久茂地のとあるラーメンやに向かっていた。 対向車線のタンクローリーをロケットラン

          ラーメン屋の罠

          noteを書き始める不安

          昔から文章を書くことが好きで、学生の頃にはそれを職業にできれば、と思っていた。特にそれを実現させる努力もせず、かといって後悔もせずにいたけど、30代後半になって文章を書きたい欲求が高まってきた。 そんなときにこのnoteを知ったので、とりあえず自分の承認欲求とエゴと人並みにある愛情みたいなものを書き連ねていけたらな、と思う。 誰が読むかもわからない、そもそも一人でも読む人がいるのかすらわからないけど。 読んでくれる人がいなかったらどうしよう。センチメンタルなことを書いて何

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