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エヌビディアの高騰から見る日本市場の課題

こんばんは。時事ニュースの解説をしている北海道大学(北大)、札幌在住の玉井大貴です。

今日はなんとエヌビディアがついに一時的にアマゾンの時価総額を上回りました。
GAFAM1強時代と言われていた数年前からは考えられない出来事だったと個人的には感じています。
そこで今回は米国市場のVUCAから見る日本市場の弱みについてお話をしていければと思います。

前項でも挙げさせていただいている通り、米国市場は数年経てば時価総額上位100位の企業は大半が入れ替わってしまいます。
しかし、日本はどうでしょう?
正直全く入れ替わっていません。
トヨタは永遠に1位だし、ソニーGはずっと2位(2023年にキーエンスに抜かれてはいるものの上位3位をしっかりと死守しています。)です。
そこに日本の弱みがあるのです。
企業の序列がなかなか入れ替わらないことにより本来なら注目されるべきグロース株に関心がいかないのです。
ではグロース株に注目がいかないとどうなるでしょうか?
答えは、日本市場の株指数インデックス投資が相対的に弱くなるのです。
もっと砕けて言うと、インデックス投資では高利益が望みにくくなるわけですね。
そしてアクティブ投信が大活躍します。
有名なアクティブ投信は三井住友DSアセットマネジメントの”黒潮”です!
三井住友DSアセットマネジメントさんは日本株のアクティブ投信に強みを持たれており、その強みを発揮できるゆえんは皮肉なことに日本市場が弱いことにあります。

今日はエヌビディアのニュースという意外な切り口から日本市場の弱さを指摘してみました。
今後は日本株の取捨選択が進むことを願っております。

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