HafHの開発の仕事の裏側
はじめまして。旅行予約プラットフォームのHafHを運営するKabuk StyleでプロダクトマネージャーをしているDJです。初投稿ですが、約1年前にKabuk Styleに参画し、HafHも新たなステージに入るこのタイミングでHafH・Kabuk Styleについて振り返ります。
HafHの裏側
ホテル・客室の仕入れ
「裏側」というほどではないですが、私が関わっていた領域は一般的なユーザがホテルを予約する側ではなく、ホテルの客室の仕入に関わる供給側です。普段旅行者としてオンラインの予約サービスを利用し宿泊するだけでは見えない部分なので、ここでは「裏側」とします。
一言でいうと、ホテルまわりのシステムは奥深い、そして複雑で難しい。
仕入といえばホテルと契約として仕入れるだけとも思っていましたが、多くのホテルではサイトコントローラーと呼ばれるシステムとの連携必要で、直接契約しないホテルもホールセラーと呼ばれるベンダーと繋ぐことで間接的な仕入をすることができます。業界にいる人であれば、当たり前のことですが、私はそんな初歩的なことも知りませんでした。
更にホテルの業務にまで踏み込むとPMS(Property Management System)と呼ばれるシステムを中心に、マーケティング・プライシング・顧客管理・会計など様々なシステムが複雑怪奇に絡んでいる世界を知りました。当然こういった複数のサービスが細切れかつ複雑に絡み合うため、データ設計やインターフェースも複雑です。日本国内でも複雑正は高いですが、海外のサービスを見ると、更にデータ構造や仕様も異なるためグローバルにスケールする難しさも痛感しました。
そんな難しさはありつつも、HafHはより多くのユーザにより多くのホテルの選択肢とクオリティを届けるために、一歩ずつですが開発を進めています。
グローバルチーム開発
HafHの開発において自分にとってチャレンジングでありエキサイティングなことがもう2つあります。
Kabuk Styleが多国籍メンバーが多く、英語が共通言語であること
世界各国にいるメンバーが時差を超えて、フルリモートで協働していること
私がリードしていた開発チームもアジア・欧州・米国とメンバーが散らばっていました。
難しい要件でもビジネスの背景からどう伝えて開発要件に落とし込んでいくか、どのように開発チームをマネジメントしていくか、そして社内外でどうステークホルダーを巻き込んでいくか、それだけなら経験で何とかなりますが、それをグローバルな環境(英語・フルリモート)やりきるのは、自分にとっては非常にチャレンジングでした。
そんな環境でもやることは大きく変わりません。下記のことを丁寧にやることで上手く立ち回れるようになったのは大きな自信にもなりました。当たり前のことを徹底的にやる、これに尽きます。
準備をきちんとして拙い英語でも伝わるようにする
状況にきちんと向き合って必要な対応策を自ら考え抜く
非同期のやりとりだけでなく、日々のコミュニケーションを丁寧にとる
これからのこと
HafH、しばらく旅に出ます
HafHはこれからも続きますが、会員数10万人を超えたこのタイミングで、新規会員募集を一旦停止して、抜本的なサービスの改修に取り組むことになりました。いま以上にユーザと向き合い、より良いサービスにしていくための判断です。既にサービスをご利用の方は、変わらず利用できますのでご安心を。
ビジョンとして掲げる「テクノロジーの力を使い、世界中の旅をより身近なものにリデザインする。」世界を作るために、一旦立ち止まる。常に超速スピードの成長を求められるスタートアップですが、こういった意思決定をできる企業は多くないと思います。一旦は充電期間に入りますが、引き続きご愛顧のほどよろしくお願いします。
私も小休止します
これまで開発に関わってきた私ですが2024年4月をもって、一旦Kabuk Styleを離れます。個人としてやりたいことがいくつかあり、少し余裕をもってこの先の人生の旅を考える時間をつくる予定です。
HafHを応援し続けます
Kabuk Styleからは離れますが、HafHは利用継続して少し旅にも出ます。1ユーザとしてHafHを応援していきます。新規会員募集停止前のラストミニッツで4月末まで先着3000名(初月50%OFF)で最後の入会キャンペーンがあります、興味あると思った方は以下から登録いただくと、100コイン(約3300円分)が追加で獲得できるのでぜひこの機会にどうぞ。
またグローバルな環境で働きたい、フルリモートで働きたい、旅をしながら働きたいと考える方であれば、こんなに魅力的な環境はありません。もしHafH・Kabuk Styleに興味があればメンバーとつなぎますのでお声がけください。