藤田 大樹

「豊かな世の中を実現したい」経営者を、本質の見極めにこだわるコーチによるコーチングでサポートします。 詳しくはこちら:https://business-coach.biz

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最近の記事

コーチングを上手に活用するには?(経営者向け)

コーチングの認知度が上がってきていますので、「知人の経営者がコーチングを受けてよかったと言っているので、自分もコーチングを受けてみよう!」と思われる経営者さんが増えているようですね。 この記事では経営者さん自身がコーチングを受ける際に、その時間を上手に活用する方法について記載します。 1.活用の目的を明確にする 一口にコーチングと言っても様々な活用の仕方があります。以下に私のクライアントさんたちがどのような目的でコーチングを活用しているか代表例をリストアップしますので、今

    • コーチングしている人は「答えは相手の中にある」って本気で思ってるの?

      「答えは相手の中にある」の意味 コーチングを教える人に「答えは相手の中にある」と言われて、戸惑ったことのある方は多いのではないでしょうか? 教えるー教わるという関係と、「答えは相手の中にある」という考え方は相容れないし、これまでの教育のほとんどは教えるー教わるという関係で行われているので、戸惑うのも頷けます。また、一生懸命答えを引き出そうとしてもなかなか答えに行き着かない場合もあるので、その様な経験をすると戸惑いはさらに増大するかも知れませんね。 「答えは相手の中にある

      • 西洋のお母さんと日本のお母さんの赤ちゃんとの関わり方は真逆?

        発達心理学の学習の中で、日本のお母さんの子育てに言及がありました。日本人にとってごく普通のことが西洋の人とは全く違うようで、興味深かったのでシェアします。 西洋の母親と日本の母親の違い Schaffer (2004) のIntroducing child psychologyという教科書によると、西洋の母親の目標は、自立した個人を育てることにあるそうです。子供は探求心を持つことが推奨され、感情的な依存は避けるべきとされています。一方、日本の母親は、子供が依存する存在に育つ

        • 39歳で大学院に入ったら優秀な人工知能が登場したので、わざわざ大学院で学ぶ意義を再考した

          今、仕事をしながらイギリスの大学院生をしています。イギリスの修士課程は「taught courses(教科書や論文の情報を知ることが主のコース)」「research courses(研究者としてのトレーニングが主のコース)」があり、自分が選んだのはtaught courseの方です。大学院生をしていると、興味があって学んでいるとは言え、ときどき興味のない分野にも出くわします。そして、そんな分野でも試験やエッセイがあるのでそれなりに大変です。人工知能(AI)がどんどん優秀になっ

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          メンタルヘルス講師がメンタル不調になった時の話

          医者の不養生という言葉がありますが、メンタルヘルスの講師をしている自分にも、精神的に調子が良くないタイミングがあります。今日はそんなときのお話です。 メンタルヘルスケアのノウハウがあっても無敵ではない 自分は過去にウツになり全く働けない時期を過ごしましたが、それがきっかけでメンタルヘルスケアやメンタルコーチングを学び、今では相談を受けたり企業研修をしたりしながら、いろいろな人の頭と心の整理整頓をお手伝いしています。 では、ウツを克服して無敵になったかと言うと、そうではあ

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          ChatGPTの登場でコーチングが変わりそうな予感

          AI チャットエンジンの一つ、ChatGPTがすごいという話を聞き、試しに使ってみました。実際に触ってみると、確かに優秀。中途半端な専門家はいらなくなる日は近そうです。 ChatGPTのどんな部分についてすごいと感じたかというと: 返答がうまくまとまっていること 通り一遍等の答えでなく、それなりに自分のシチュエーションに合わせた答えが得られること 答えた内容に対しての深堀りができること です。 チャット例 どんなチャットができるか、一例をご紹介します。 上司にあ

          ChatGPTの登場でコーチングが変わりそうな予感

          人はびっくりするほど変化に気づかない

          こんにちは。コーチングやカウンセリングの仕事の傍ら、イギリスの大学院で心理学を勉強している藤田大樹です。 勉強する中で興味深い事があったのでシェアします。 Change Blindness = 変化の見落とし or 変化盲 のお話です。 つい先程まで話していた相手が、2〜3秒見ていない間に別の人に入れ替わっていたら、あなたは気づきますか? 当然気づくだろうと思いますよね。 でも、以外にも気づかない場合が結構あるんです。 その例がこちらの動画です。 なんと、道をたず

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          39歳で大学院に入ろうと思った理由

          2019年の9月からイギリスの大学院で心理学を勉強しています。 大学院と言えば、20代の人が勉強する場所というイメージが有りました。 今日はそんな自分が、なぜ39歳になって大学院に入ろうと思ったか、なぜわざわざイギリスの大学院かということを書きたいと思います。 ①より良いコーチングをするために、心理学の素養を身に着けたい。 コーチングを実施すると、人の気持ちに影響を与えます。コーチングの良い側面はコーチングスクールやコーチングプロバイダーのアピールで知ることが出来ますが、

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          クラーク博士の Boys, be ambitious!の本意とは?

          私の父は、北海道大学出身&北海道大学勤務でした。そして、Boys, be ambitious!(少年よ大志を抱け)のフレーズで有名なクラーク博士(William Smith Clark)のことがオタク級に大好きです。 クラーク博士は明治9年に札幌農学校(現・北海道大学)の初代教頭として来日しました。明治の北海道というと、辺境の地をイメージする方もいるかも知れませんが、札幌農学校は日本で初めて学士の称号を授与することを認められた高等教育機関であり、学問の一大拠点でした。その拠

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          素敵な女性にヒーローと言われました。

          かなりヒヤヒヤして久しぶりに手が震えました(汗) 何をやっていた時かと言うと、大学院でレポートの提出。 今回のセメスターの「期末試験」はレポート課題が2つと選択式の試験が1つ。 なぜレポートごときでヒヤヒヤしたかというと、提出できなくなるかどうかの瀬戸際だったというのが理由です。 レポート提出はweb上のシステムを使ってアップロードする方法なのですが、機械的に処理されるので容赦なく締め切られます。 そういえば、20年前に大学生だった頃、先生と話をしている時に「レポー

          素敵な女性にヒーローと言われました。