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QAエンジニアインタビュー|検証のプロが語る、web3スタートアップでの成長機会|DAIJOBU株式会社

今年1月に立ち上がったweb3特化のソフトウェアテスト支援サービスを提供するDAIJOBU。
サービスの成長とともに、QAエンジニアにとっての成長機会も多くなってきました。

そのような中で、今回は、「QAエンジニアの成長機会、DAIJOBUにめっちゃあるよ」というテーマで、DAIJOBUのQAエンジニア第1号として働かれているQAエンジニアのラコンマンさんにインタビューを行い、DAIJOBUでのQAエンジニアとしての成長機会について深堀りしました。
興味深いテーマになっていますので、ぜひ最後までご覧ください。


ラコンマンさん

◇ラコンマンさんプロフィール◇
第三者検証会社に4年、某自動車関連会社にQAとして4年従事。
ベンダー企業と自社の両方で経験し、客先との折衝、テスト計画、設計、実施、管理、報告まで一連のQA業務を遂行。(その他:QA教育、Autifyでの自動化、QAチームの立ち上げに一部参画)
2024年2月にDAIJOBUのQAエンジニア第1号としてジョイン。QA事業立ち上げに携わる。現在もQAエンジニアとしてクライアントへの価値提供に従事。

▼大手第三者検証会社に所属していたQAエンジニアがDAIJOBUを選んだ理由

――まず、ラコンマンさんはDAIJOBUのQAエンジニア第1号としてジョインされたと思うのですが、DAIJOBUにジョインしていただいた理由やきっかけはなんだったんでしょうか?

元々好奇心旺盛な性格なこともあり、私にとって未知だったweb3という領域そのものに興味を抱いたのがきっかけです。DAIJOBUとの面談の際「新しくweb3の知識を得こると」と併せて、新進気鋭の会社にQAエンジニア第1号として身を置くことで「自身の成長につながる」と思いジョインしました。また、リモートワークや時間の融通が利くことも大きな魅力でした。

――ありがとうございます。実際、web3のソフトウェアテストというとどのようなところが面白いんでしょうか?

全然web2とは違うテスト観点なのでそこが面白いですね。例えば、NFTが表示されるかどうかの確認をするという観点があるのですが、こういった観点はweb2には全くないので、こうしたユニークなケースを面白いと感じています。まだ不慣れな分野はありますが、web3には様々な分野があるので、学ぶことが尽きないと感じています。

web3の主要なサービス 4タイプ

――なるほど。では、ご自身の成長という観点でDAIJOBUで働く理由はあったりされますか?

今は一般的なQA業務(案件の計画からテストケースの設計、実施、管理など)が中心ですが、将来的にはコンサルティングや英語案件の経験を積みたいと考えております。DAIJOBUでは個々のスキルアップに直結するチャレンジができる土壌がある、という点も理由の一つです。

最近だと、対応が難しい案件でヒアリングの仕方やプロジェクトの軌道修正の方法といったコンサルティング的なスキルを学ぶこともあり、エンジニアとして成長する機会が増えたと感じています。

▼ベテランQAエンジニアがweb3プロダクトのテストに挑戦して得た成長と経験

ウォレット案件を通じて得たQAエンジニアとしての学び

――これまでに担当してきた中で印象的なプロジェクトはありますか?

一番印象に残っているのは最初に担当したウォレット(※)の案件です。テストケースを設計する際はweb3特有の専門用語に戸惑い、テスト観点を作るのに非常に苦労しました。実施の際はトークンの送受信をメインネットで行うため、実際のお金が絡む分緊張したことも記憶に新しいです。

設計・実施ともに、web3のスペシャリスト筆頭に様々なメンバーにサポートいただき、なんとプロジェクトを完了させることができました。苦労した分、継続の提案をいただいた喜びはひとしおで、とても印象的なプロジェクトとなりました。

※ウォレットとは
暗号資産やNFTを管理するためのデジタルお財布のことです。Metamaskなどのウォレットが有名です。

詳しくはリンク先記事「ブロックチェーンこわくない|DAIJOBU株式会社QAエンジニアチーム」をご覧ください。

――大変そうです…。初のweb3QAということで、その分成長も大きかったですか?

はい、web3の案件ならではの新しい知識を大きく増やすことができました。特に印象的だったのはキャッシュが原因でNFTが表示されないという不具合を発見した時です。キャッシュが原因でNFTが表示されたりされなかったりすることがあり、web3のプロダクトではそういう理由で不具合が発生してしまうこともあるんだということを知れました。

この案件での苦労を乗り越えた分、次の案件はとてもスムーズに進められるようになっていました。笑 web3関連の知識が大きく身についたことが一番大きな成長でした。

不具合管理表で管理される不具合

――確かにweb3のプロダクト特有の部分も多いと思うので日々学びが多そうですね!

web3の案件では、自分が全く考えていなかった観点から不具合が発生することがあるので新しい知見を得るきっかけになります。Web2の案件とは異なるチャレンジが多く大変な部分もありますが、それが面白さでもあると思っています。

迅速なテスト進行と品質のバランスを追求して

――プロジェクトを通じて、どのような経験を得られてきたのでしょうか?

以前も第三者検証会社や自社開発のQAに勤めていたこともあり、特筆すべき点として「圧倒的スピード重視」を挙げます。 これほどまでのスピードを重視された案件は初めてでしたので新鮮でしたし、良い経験となりました。

これまでの職場では、不具合が出たらすべて解決されるまで時間をかけて見届けて不具合がないところも見ていくというのが基本的なプロセスでした。ですが、DAIJOBUで携わったスタートアップのプロジェクトでは、不具合が発生したら報告して修正はクライアント側に任せ、とにかく不具合を見つけるというような非常にスピーディーな進行が求められることも多いです。

――確かにデリバリーの速度、大事ですね!

たとえば、翌日までに対応するよう求められることがあったり。品質をどこまで見るかとデリバリーのスピードとのバランスをうまく取ることが難しいと感じる場面もありましたが、スピード重視のテストにおいて品質をどこまで担保するかという課題に向き合う経験ができました。

DAIJOBUでは素早いアウトプットができる仕組みを整えている

▼ 目的とゴールを意識した組織づくりがもたらす成長の機会

――ここまでプロジェクトでの成長についてお伺いしてきたのですが、DAIJOBUでの組織づくりなどがご自身の成長に影響を与えていたりされますか?

特に、「方針を決める際に目的とゴールを明確にする」という姿勢・環境が影響を与えているように思います。当たり前すぎて気にしてなかった基本的な部分を、あえて意識して進めることが大切だと感じるようになりました。

例えば、QAドキュメントを整備する際「各ドキュメントや項目に説明を入れる」「新規参画者が情報をキャッチアップしやすいように情報の整理・運用を意識する」ようにしています。情報の集約・周知・更新を徹底し、実際の運用を想定することで、俯瞰的にものごとを考えるようになりました。

テスト観点も「情報の集約・周知・更新」が徹底されている

――なるほど。目的とゴールを意識しつつ組織を考えて動くとうまくいくことも増えそうです!

なので、DAIJOBUに入ってからは役割に関係なく案件を成功させることを最優先に考えるようになって、責任感が増したと感じています。組織全体で全員が目的達成のために協力し合う環境が自分の成長に大きく影響していると感じます。

――DAIJOBU以前はどうだったんでしょうか?

DAIJOBUにジョインする前はプロジェクトマネージャーとテスト設計・実施担当者が明確に分かれていることも多く「そこは私の仕事じゃないんで、PMお願いします」みたいなことも多かったのですが、まだ組織が小さいがゆえに自分の仕事の範囲を考えることなく、全体にも責任を持つ姿勢が身につきました。

▼ web3QAのスペシャリスト、コンサルティングにも挑戦するキャリアパス

――DAIJOBUでの今後のキャリアパス・目標はどのように考えられているんでしょうか?

しばらくはweb3の知識を深めることに注力し最終的にはweb3QAのスペシャリストになりたいと考えています。テスト設計者として、そしてQAエンジニアとして、さらに成長していきたいです。将来的にはコンサルティングや、英語案件にも挑戦したいと考えております。

――素晴らしいですね!どうしてそのようなキャリアパス・目標を描かれているのでしょうか?

私がweb3QAのスペシャリストを目指す理由は、「web3領域そのものに興味があること」「web3QAエンジニアは希少で将来性がある」と感じているためです。今の仕事では、NFTマーケットプレイスやウォレットなど幅広い分野のQAに関わる機会が多く、web3に関する知識を網羅的に深めることができています。

また、優れたエンジニアの方々と一緒に働くことでコンサルティング分野でも成長できると考えています。

――ありがとうございます!ここまで、プロジェクト、組織づくり、キャリア・将来という点で成長機会についてお聞きしてきたのですが、他にDAIJOBUならではの成長のポイントはありますか?

組織づくりとやや被ってしまいますが、仕組み化にも関わっていて、そこで新たな成長の機会を感じています。特に、会社全体を見て方針を決めるプロセスに関わることで、今までにない視点での成長ができていると思います。

これまでは、組織の立ち上げやQAチームの構築には携わったことがなく、実際に事業そのものを立ち上げる経験もありませんでした。実際、ひな形を作るくらいしか貢献できなかったのですが、事業が立ち上がっていくプロセスを目の当たりにすることで大きな学びを得ました。

最後にメッセージ

――現在、絶賛メンバー募集中ですので、将来のDAIJOBU QAメンバーへ向けてメッセージをお願いします!

現職で積極的に挑戦するタイプの方で、失敗を恐れずに挑戦できる方がDAIJOBUにあってるかなと思います。また、働き方も含めていろんな面で融通が利くところもDAIJOBUのいいところです。

――ラコンマンさん、インタビューありがとうございました!


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また、カジュアル面談もございますので、お気軽にご応募ください!

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