![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159191538/rectangle_large_type_2_707cd80925655325dfccbc7f74e3e065.png?width=1200)
【QAの成長を加速させる!】QAエンジニアのキャリアアップ戦略|ダイジョウブラジオレポート #3
0. はじめに
こんにちは!DAIJOBU広報担当です!
ダイジョウブラジオ第3回では、「QAとしてレイヤーをあげるには?キャリアップしてほしい!」というテーマで代表のふぇねこと山中と技術統括の上野に語っていただきました。
今回は、その中から「QAエンジニアに求められる能力」や、「第三者検証会社でQAエンジニアとして働くことのメリット」といった読者の方々のお役に立ちそうな部分を抜粋してお届けします!
また、より細かいお話は、Podcast「ダイジョウブラジオ」でお聞きください!
★ダイジョウブラジオ★
このPodcastは、DAIJOBU株式会社がお届けする、QAエンジニアの方、QAを目指している方向けに、会社の内部の話やQAノウハウを発信しているラジオ番組です!
![](https://assets.st-note.com/img/1729759394-OWUMnd4PLARabrx7Q268kyv9.png?width=1200)
★ふぇねさんプロフィール★
2021年、京都大学総合人間学部入学。 在学中に国内随一の長さを誇るNFTコレクション「VeryLongAnimals」の運営や、ブロックチェーン関連のシステム開発、マーケティグコンサルティング会社を経営。 その後、2024年1月にweb3領域に特化したソフトウェアテスト・品質保証のDAIJOBU株式会社を創業
★上野さんプロフィール★
大学院修了後,SIer にて要件定義から運用まで経験.その後大手第三者検証会社にて,アジャイルテスト支援,QA 組織立ち上げ支援,アジャイル推進支援に従事する傍ら,グループ長補佐として人材育成,組織拡大,採用業務に従事.現在,DAIJOBU株式会社のQA技術統括としてQAエンジニアチームの統括とクライアントへの価値提供に従事.
・Agile Japan EXPO代表理事(2022-現在)
・JaSST Tokyo実行委員(2018-2023)※2021年より実行委員長
1. 共有が鍵!DAIJOBUのQAエンジニアが成長する仕組みとは?
ふぇね
QAエンジニアとしてキャリアアップしていくことを考えると、本での勉強だけでなく、案件で経験を積んでいく必要があるんでしょうか?
上野
育成しなきゃいけない立場からすると認めたくはないんですが、案件で慣れないとできないこともあると考えています。テスト実行や設計などのQAスキルやプロダクトの知識などに関しては、1人でもある程度どうにかなるところだと思います。ですが、お客さんやステークホルダーのマネジメント能力などを、案件をこなさずにできる人はなかなかいないです。
それもあって、DAIJOBUでは、経験が少ない人と経験ある人で組んで案件を完遂してお互いのスキルを交換しましょうという仕組みを始めましたね。
ふぇね
スペックやスキルが高い人だからこそ持ってる知識や経験を共有しまくる(笑)。そうすることで、経験が少ない人が次の案件に入るときも案件をスムーズに進めることが出来るので、お客さんも満足できますし、そのエンジニアも成長できるという、お客さんにもメンバーにもウィンウィンの構造が作れたら最高ですよね。
上野
そうですね。そういった知識や経験は、経験ある人にはもう当たり前になってしまっていて暗黙知になってしまっていることも多いです。ですので、新しく入った方から「これってどうなんですか」といった形で慣れてしまっているところを聞いてもらえると、そこを言語化するきっかけになるので、デリバリーも組織もどんどんブラッシュアップされていくと思います。そういった暗黙知を積極的に言語化していきたいですね。
2. 自己成長のために!情報を取りに行く力とコミュニケーションの大切さ
ふぇね
自分で情報を取っていく能力も大事かなと思うんですが、どうなんでしょうか?
上野
そうですね、自分で情報を取っていったり、人に素直にわからないことを聞いたりできるという能力はQAに限らない話かもしれないですが、とても大事な能力だと思います。お互いコミュニケーションを取りながら理解し合うということが、プロセスとして欠かせないです。
例えば、ドキュメントがあるのでそれを読んでくださいと言ってどれくらいの人が読むのかというと、読んでくれる方は少ないですし、そもそも一人で読むだけでは十分に理解できないことも多いです。ですので、遠慮せずメンバーにわからないことを聞くことで、お互いに一個一個内容を確認したり、「私はこう解釈したんですが、どう思いますか?」といった形でコミュニケーションをとって議論したりすることで、理解が進んで成長できることも多いと思っています。
ふぇね
確かに、今のDAIJOBUはまだ本当に人数が少ないので、なんでも浸透させやすいと思うんですが、これが100人、500人になってきたときに、いかに伝えたいことを浸透させられるかというのが次の課題になってきそうですね。
3. キャリアアップしているQAエンジニアの共通点とは?
ふぇね
ちょっと話は変わるんですが、QAの方でポンポンとキャリアアップされている方は、共通点を持っていたりするんでしょうか?
上野
伸びていく方は、情報を収集するスピードや、インプットの速度、その理解がとても早いと感じます。いろんな人と喋って自分の理解を確かめて、それを自分のものにしていくというプロセスを高速で回してるからだろうなと思うんですが、それを実行できている人は伸びていく気がしています。
ふぇね
なるほど。特にこの創業初期のスタートアップだと、自分で情報取っていける人じゃないとなかなかフィットしてないという感覚がかなりあります。
上野
ありますね。今までweb3以外のQAをしっかりやってこられた経験豊富な方を仲間にしてきているので、キャッチアップが得意な方が弊社には今たくさんいますね。どちらかというと全員そうだと思うので、自分で情報取っていける能力はDAIJOBUメンバーの大前提になってくると思います。
ふぇね
いい意味でオタクというか、この技術がとても好きで気づいたら調べてしまうという人がDAIJOBUにも合いますし、キャリアアップする観点としても自分で情報を取っていって自分のものにする力がQAエンジニアとして重要になってきますね。
4. プロとしての期待に応える!第三者検証会社QAのリアル
ふぇね
事業会社と違って第三者検証会社のQAで働くってどういう感じなのか、どういうキャリア・メリットがあるんでしょうか?
上野
事業会社に所属したことはないので、あまり事業会社のことは言えないんですが、基本的に事業会社では、QAエンジニアはチームの一員として入ります。だから育成枠として企業に入るという選択肢もあり得ます。
一方で、第三者検証会社の場合はお客さんの前にでたら全員プロなので、例えばこの人ちょっとスキルが足りませんというわけにいかないです。実際、全員同じ期待値で、「web3も開発もわかってるでしょ」と期待されているので、そこに対して必死で応えようとしないといけないんです。
素早くアウトプットをして、関係の浅い初めてサービスを利用いただくお客さんの場合でも一気に関係を深めて信頼を得ていかないといけない。しかも、自分で知識をもちながら、お客さんの求めているものをリアルタイムに出していくということがすごい大事になってきます。「あなたたちプロでしょ」という期待に応えていくということは、猛烈に勉強しなきゃいけないということなので、そこは事業会社と異なってテストベンダー・第三者検証会社に共通して求められるところだと思います。
ふぇね
どっちが合うかみたいな問題はあると思うんですが、第三者検証会社は、QAエンジニアとしての長期的なキャリアにおいて、いい経験が積める場所なんだろうなと感じています。
上野
いろいろな事が同時に求められることが、キャリアにとってプラスに働くのかなと思います。プロジェクトの遂行だけでなく、お客さんとのコミュニケーション、テストの計画・設計から不具合の報告、振り返りまで全部ひっくるめて実行する機会が多いので、本当に1回やるだけで身につくものはすごく大きいと思っています。
5. 自分らしいキャリアを描ける!DAIJOBUが提供する成長の場
ふぇね
キャリアアップを目指されているQAの方にとって、今DAIJOBUで働くことにはどんないいことがありますか?また、どういうキャリアを目指せるんでしょうか?
上野
よくお伝えしてるのは、まず、いろいろな案件を経験することできますというところですね。しかも、いろんなポジション、例えばお客さんによっては、テストよりももっと上流のところから支援した方が良かったり、コンサルのようにご提案させていただいたりする案件もあります。そこでは、手を挙げてご提案して、それがお客さんに価値があると思ってもらえたらそれを実行できます。こういった経験は、QAエンジニアのキャリアにとって貴重ではないかなと思います。
例えば、事業会社に行ってどこかのポジションとして雇われているという状態だと、全然違うロールに挑戦するということは、なかなか気軽にはできないかもしれないんですが、我々の場合は案件によってはより気軽にそういう経験もできたりします。
ご本人の「こういうことをやってみたい!」という希望を積極的にお伺いするようにしてアサインさせていただくことを心がけていますので、そういった挑戦も積極的にできる環境だと思います。 DAIJOBUを、QAエンジニアの方が情熱を持ってやってみたいことをやれる場にしたいですし、その方がお互いにとってとてもいいなと思っています。
ふぇね
もっと楽しくなりますね。例えば、自動化だけやりたい方や、長期的にそのお客さんの組織支援やコンサルティングみたいなところをやっていきたい方など、こういうことをしたいっていうのがあったら案件もいろんなパターンがあるので、楽しみながら働ける環境かなと思います。
上野
本当にQAはポテンシャルのあるロールだと思っているので、QAに限らず、POやPM、もっと言うとCSやSRもできるかもしれないです。ですので、もしDAIJOBUがそういったキャリアの入口になれたらとても嬉しいです。
6. まとめ
今回は、「QAとしてレイヤーをあげるには?キャリアップしてほしい!」というテーマで、QAエンジニアに求められる能力や経験、DAIJOBUで実現できるQAエンジニアとしてのキャリアなどについて語りました!
次回のレポートも、役に立つ読みやすいレポートをお届けします!
![](https://assets.st-note.com/img/1729759596-6zkXwMLdIOGolji147qv8RDm.png?width=1200)
DAIJOBU株式会社ではQAエンジニアのマネージャークラス〜メンバーまで幅広く募集をしております。
▼カジュアル面談はこちら!!
https://pitta.me/matches/UMidcjrFmWvK
▼詳しい募集要項はこちら!!
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1ShH-KamzE8JPT8d1PlVpNarpzw9d3o0vWtKejSzqKks/edit?usp=sharing
▼応募はこちらから!!
https://daijobu.io/
▼お問い合わせはこちらから!
https://daijobu.io/contact
▼DAIJOBUについて(コーポレートサイト)はこちらから!