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【導入事例】株式会社GALLUSYS様|大人気ブロックチェーンゲーム「SNPIT」のアジャイルな開発に「ダイジョウブ」を導入

こんにちは!DAIJOBU株式会社です。

株式会社GALLUSYS(以下、「GALLUSYS」)では、少人数開発により品質管理が後回しになり、特にWeb3対応のテスト設計・実行に課題がありました。そこで、網羅的かつWeb3に特化した品質保証を提供する『ダイジョウブ』を導入いただきました。

今回、GALLUSYSの吉田健一 様に、「ダイジョウブ」導入前の課題、導入の経緯、および導入後の変化と効果についてお伺いしました。

吉田健一 様
株式会社GALLUSYS 取締役CTO。GALLUSYS様の事業である写真SNS「ピクティア」、ブロックチェーンゲームの「SNPIT」、AIの企業向けサービスの3つを開発から管理まで担当されています。

吉田様

写真撮影とバトルでトークンGET:ブロックチェーンゲーム「SNPIT」

SNPIT

――GALLUSYS様の開発されているブロックチェーンゲーム「SNPIT」について教えてください。

吉田様
SNPITは「Snap to Earn」というコンセプトで、写真を撮ってトークンが稼げるアプリです。写真を撮影するだけでも稼げますが、バトル機能があって、自分の撮った写真をバトルにエントリーすると、世界中の誰かとマッチングして投票してもらいます。そのバトルで先に十票を取って勝利すると、より多くのトークンが稼げるというゲームです。

アプリ内で撮影に使うカメラがNFTになっていて、カメラを購入して遊んでいただく形ですが、無料でも始められます。ただし、無料だとトークンはほぼ稼げないので、アマゾンギフト券やdポイントとして使えるポイントが稼げるようになっています。ですので、ポイ活的なところで遊んでいただいている方もいます。

また、写真のアプリではありますが、スナップイットをきっかけに写真の面白さに気づいた方もいらっしゃいます。例えば、あまり外出しなかった人が公園まで散歩してみたり、いつもと違う道を通ってみたり、写真を撮るために旅行に行くようになったりされる方もいて、SNPITが人々の行動にも影響を与えていて非常に面白いところだなと感じています。

SNPIT: https://lp.snpit.xyz/

ブロックチェーンゲームのテストの難しさと専門人材の必要性

――どのような経緯でダイジョウブをお選びいただいたのでしょうか?

吉田様
やはり少数でやっているので、品質管理が後回しになりがちで手の空いているメンバーがテストをするという感じでした。ですので、網羅的にテストを実行するというのはなかなか難しいところもありました。例えばデグレがあったり、リリースしてから大きなバグが見つかったりしていたので、なんとかしたいなという思いはありつつも、それよりも開発スピードを優先していた状態でした。

そして、SNPITは、ブロックチェーンを用いたweb3のゲームなので、誰でも触れて誰でもテストできるかというとそういうわけではないです。ですので、そういった課題を抱えていたタイミングでちょうどご紹介いただき、ダイジョウブを導入しました。

――品質にも着目されて開発に取り組まれているというところで、ブロックチェーンゲームには今後も高品質が求められていきますか?

吉田様
はい、そうですね。web3のゲームでは、通常のゲームに比べてミスできない部分や、気を付けないといけない部分もあるので、ちゃんとそれなりにweb3の知識のある人がテストをしなければ今後のサービスの運営や品質に関わってくるのかなとは思っています。

――確かにそうですね!では、ダイジョウブをご利用いただくようになった理由でもあると思うのですが、SNPITのテストが社内で難しい要因には何がありましたでしょうか?

吉田様
ピクティアはweb3部分が少ないので、web3の部分はほぼ僕がテストしていました。他の部分に関してもアプリを触っていればある程度開発以外のメンバーでもテストはできる状態でした。

ただ、それに比べてSNPITはどうしてもNFTがないとテストできない部分が多く、ある程度web3の知識が必要でしたが、それを説明するもなかなか大変で、かつ、web3の部分も考慮したテストを設計するというのも誰でもできるわけではないというところもありました。

加えて、開発側で実行したいテストの観点をテストケースのレベルから考える人も専門で人材を採用しないとなかなか難しい部分でした。とはいえ、採用活動がうまくいくかというと確実ではないので、すぐ対応してくれるDAIJOBUさんはありがたかったです。

SNPITはNFT Cameraで写真を撮影する

網羅的なテストと改善提案で、開発時のテスト時間も大きく削減

――では、そのような中でDAIJOBUのメンバーはどのようなご支援をさせていただいているのでしょうか。

吉田様
仕様に沿ったテスト設計や、テストケースの洗い出しをしていただいています。網羅的にテストの計画・実行をしていただいていて、バグに限らず、仕様的な部分であったり、表記的な部分であったりについての意見や改善提案をいただいていて、非常にありがたいところだと思っています。

――ありがとうございます。 では、導入する前は考えていなかったものの、導入した後に意外といいなと感じた部分などはありますでしょうか?

吉田様
当初の期待としては、アプリの品質管理や品質向上が第一でした。ですが、SNPITの開発は、ペースが不規則でクイックに進めているので、柔軟に対応してもらえると嬉しいなという感じでした。ですので、スケジュール的に厳しい部分もありつつも、比較的柔軟に対応していただけているので、非常にありがたいです。

――ありがとうございます。要件定義やマーケティングなど幅広い業務が求められる中で、さらにテストもするというのはかなり大変だと考えているのですが、DAIJOBUを利用してみてテストにかける時間や労力はどれくらい減りましたでしょうか。

吉田様
やはりちゃんとテストしようとすると、1日8時間のうち2、3時間とか平気で使っちゃったりします。ですので、おそらく一日の1/4か1/3が奪われていましたが、テストに使わないといけない時間はだいぶ減っていて、そこにかかるコストがだいぶ軽減されていると思います。

――DAIJOBUについて、他の社員様や現場からのお声や感想などはありましたでしょうか?

吉田様
開発の流れとして、「この機能を実装したらDAIJOBUさんにお願いしたいです。」といった感じで自然とお願いする流れができていると思います。

SNPITの今後の展開とダイジョウブの強み

――トークン上場やコラボレーションなどを控えていらっしゃると思うのですが、今後のSNPITの展望やビジネス展開、また、DAIJOBUに期待したいことなどがあればぜひ教えてください。

吉田様
今、SNPITは、ダウンロード数はすごく伸びていますが、アクティブユーザーはまだ少ないです。しかも、やはり日本のユーザーさんが圧倒的に多いような状態です。

ですので、国境を越えてもっと使ってほしいアプリだと思っています。もっと世界中のいろいろな景色が出てきてくれると楽しいですよね。

――とても楽しそうですね!

吉田様
そのため、グローバルに広まっていってほしい。ですので、SNPITとしてはそのための動きを進めているという状況です。

ありがたいことにコラボの話もいただいたりしているので、引き続きそういった機能開発を進めていくつもりです。新しい機能はまだまだどんどん追加されていくという意味では、やはりDAIJOBUさんにも引き続きご協力いただけると嬉しいなと思っています。

――ありがとうございます。最後になりますが、もし他の会社様に「ダイジョウブ」をおすすめする機会があるとしたら、どのような会社様に向いてそうか、あるいは、どういう感じでお勧めできそうか、簡単に教えていただけますか?

吉田様
やっぱりうちと同じく少数で素早くプロジェクトを進めているweb3のスタートアップさんは多いと思うんですが、そういうところは非常にマッチするんじゃないかという印象です。

とはいえ、テストの進め方はかなりしっかり行っていただけるので、大きな会社さんでも通用するサービスだと思います。

――ありがとうございます。 本日はお忙しい中、弊社のお客様インタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました!

株式会社GALLUSYS様:https://gallusys.com/index.php

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