【転職】面接で対策しておくべきたった3つの質問内容【面接対策】
どうも!
元保育士からエージェントに転職したおむすびです!
今回は中途面接の際に必ず聞かれる質問を3つご用意いたしました。
3つだと少なく感じるかもしれませんが、この3つを完璧に固めれば、その他の質問が来たとしても全てうまく答えられるようになります。
たった3つの質問の返答を対策するだけです。
言い方を変えれば、この3つを軸にして、質問された内容に合わせて返答していきます。
以降は3つの質問に対する返答の良い例と悪い例の中で解説します。
◆面接は聞かれたことに答える
当たり前じゃない?と思う方が多いと思いますが、想定していない質問が来た時や緊張している時は、話しすぎてしまう場合があります。
もっとわかりやすい言い方をしましょう。
"面接はいかに話さないか"
面接なのに話さないの!?と思われた方もいるかと思いますが、面接では話そうと思えば思うほど失敗します。
面接という場は、アピールではなく自己紹介の場なので、面接担当者の質問だけに答えていれば問題ありません。
聞かれていないことを答えたことによってボロが出る場合もあります。
ちなみに、面接の考え方や事前準備については、こちらのnoteを参考にしてください。
こちらを読んだ後に、今回の内容を読んでいただくとより理解できると思います。
難しく考える必要はない。
面接はプレゼンではありません。
面接は会話です。
そしていかに"話さないか"です。
①現職ではどのようなことをしているか
【質問意図】
・現在自分(候補者)がどのような役割でどのような仕事をしているか自分自身で把握できているか
・相手(面接官)がイメージしやすいような説明ができるか
一見良さそうに見えるのですが、NGです。
どこがNGかというと、まず長いです。
だいたいこの文章を読むのに15秒くらいだと思いますが、日常会話の中で1人が15秒話すって長いと思いませんか?
つまり、一方的に話してしまっている状況なんです。
質問は「あなたは普段何をしていますか?」という質問なので、もっとシンプルで問題ないはずです。
しかし、後半は「こういう課題があるのでこのように努力しています」と別の話をしてしまっています。
非常にシンプルです。
これだけで良いの?と不安になるかもしれませんが、聞かれたことだけを答えれば問題ないです。
あとは、悪い例と比較してみると「入社3年」「営業3年(入社当時からという言葉で説明)」「取引先=卸売店」と相手がイメージしやすいように、最低限の情報を与えています。
そうすると次に面接担当者はこのように聞いてきます。
「レトルト食品って具体的にどのようなものを取り扱っているんですか?」
ここで「レトルトカレーです」と答えれば問題ないです。
これが会話です。
皆さんが日常的に行っている会話です。
②退職理由
【質問意図】
・入社後にすぐに辞めてしまうような退職理由ではないかを確認する
・入社後に活躍してくれそうそうか確認する
簡単に言うと「それってうちの会社に入社したとしても同じ理由で辞める可能性あるよね?」という内容かどうかを確認したいので聞きます。
正直、"人間関係"での退職は採用側からすると最も避けたい退職理由第一位です。
人間関係って判断するのが非常に難しいんです。
一人の人間の評価は見る人によって変わるので、誰かにとって良い人でも誰かにとってみれば悪い人という可能性もあります。
そして、採用側は候補者の全ての情報をフラットに見るので、本当に申し訳ないのですが、人間関係で悩んでいる方は「あなたにも原因があるのでは?」と面接官自身がフラットに評価するために、俯瞰して考えます。
誤解しないでいただきたいのは、面接の場で候補者の話でしか判断できないからそのように思うだけです。
実際に人間関係で悩んでいる方の職場に行って事実を確認すればそう思わなくなるかもしれませんが、それができないがゆえに、俯瞰して見る必要があります。
ポイントとしては、前向きであることと現職に留まっていては解決できない問題と感じた、という二点です。
「今の会社が嫌だから」「仕事が面白くないから」と直接的な表現してしまうとNGです。
ただし、良い例を紐解くと、結局「会社が嫌」「面白くない」と言っているのです。
「本当は仕事を頑張って成果を上げたいのに、現職だと成果を評価してもらえない」と前向きな表現に変換をしているだけです。
ちなみに、このnoteの冒頭でお話した「この3つを軸にして、質問された内容に合わせて返答する」というケースを最もうまく当てはめられるのが、この"退職理由"です。
退職理由はそのまま転職理由にも志望動機にも使えます。
人によっては志望動機と退職理由と転職理由を3つ考えていたかもしれませんが、この3つは全て同じことを聞いてきていると考えて問題ないです。
3つ分の質問を1つの返答でクリアできるように内容を考えれば良いだけです。
面接の中では似たような質問が多く存在します。
なぜなら面接担当者が面接のプロである可能性が低いからです。
仮に同じような質問をしてきた場合は、「先程と重なってしまい申し訳ないですが、」と一言添えて答えることで、相手が勝手に"一貫性"を感じてくれる場合もあります。
これが"いかに話さないか"です。
③転職軸
【質問意図】
・候補者の価値観を知りたい(何が大切なのか)
・志望している業界から自社への志望度を図る(他に面接している会社)
"転職軸"って非常に曖昧な表現ですが、つまり"今回の転職で絶対に叶えたいことは何か"を聞いています。
「稼ぎたい」「成長したい」「厳しい環境に身を置きたい」など。
また、"志望している業界"から自社への志望度を確認している場合があります。
例えば、面接先が広告会社なのに、他に面接を受けている会社が人材紹介の会社やSaaS企業だったとしたら「なんでうちなの?」と思います。
そこで悪い例です。
惜しいです。
ワークライフバランスを重視して何が悪い!と思われるかもしれませんが、そこを全面に出すと"休みたい人"と思われてしまい、印象は良くないです。
なぜワークライフバランスを重視しているか明確な理由が必要です。
また、"業界を絞らず"という表現も良い表現ではありません。
つまり、"自分の条件(休み)に合う会社"であれば、どの業界でも良いという意味なので、仮に入社をしたとしても"業務内容が合わなかった"という理由で辞めてしまうのではないか、と懸念事項に繋がります。
正直、転職軸は具体的に面接を受ける会社ごとに対策する必要があるので、これは良い例としては微妙な内容です。
しかしながら、志望する業界に、興味があったり関わった経験があったり、何かしらの接点やきっかけがあったことを理由に話せると良いと思います。
また、ワークライフバランスについても、この言い回しであれば「現職で抱えている悩みを解決したいから」と捉えることができます。
ちなみに、ワークライフバランスの大切さを理解している会社であればワークライフバランス押しでも問題ないです。
基本的に休日や福利厚生などの条件面の細かい確認やすり合わせは、オファー面談で行うのがベストです。
◆最後に
面接は事前準備が命です。
面接にいけばなんとかなる、と考えているほど甘くはないです。
ただ、準備をしていけば面接は難しくありません。
心がけることは、
・アピールではなく自己紹介
・聞かれたことだけ答えて会話をする
・いかに話さないか
これだけです。
そして、今日紹介をした、"面接で対策をしておくべきたった3つの質問"の返答を固めれば、どのような質問に対してもその3つの返答を軸に考えられるようになります。
面接準備の参考になれば幸いです。
今回も読んでくださりありがとうございました。
またお会いしましょう!