菜種油のこと
我々の日常で当たり前の様に使われている油。
油も色々な種類がありますね。
オリーブオイル、菜種油、米油、ココナッツオイル、グレープシードオイル....etc
何をどの様に選んだら良いか迷ってしまいませんか?
私が学生の頃なんて、スーパー行って何を基準に選んだらいいか混乱するばかりでした。
当時、オリーブオイルが家庭でも使われはじめたころで、今でも忘れません、瓶入りのエキストラバージンオイルを某有名ストアで買ったのを覚えています。
油ってサラサラしているものという先入観があり、オリーブオイルが固まったのをみてビックリした覚えがあります。『油が固まるどういう事⁇』
腐ってしまったと思いました。
廃棄した苦い思いがあります。(もったいない💦)
油は昔はとても貴重なものでした。
菜種油って何から出来ているかご存知ですか?
種子から出来ているんです。
とても小さな粒、みた事ありますか?
焙煎する所から始まり、
昔ながらの圧搾方法だと、50kgの菜種から15Lから18Lの油しか搾れないそうです。
種1粒から油1滴さえとれないんです。
天ぷらや唐揚げ、コロッケなど当たり前に食べられている揚げ物ですが、そう考えるととても贅沢なハレの日の食べ物に感じられてきませんか?ですよね。
当店では米澤精油株式会社さんの、圧力だけで搾油した菜種油を使って調理しています。
「圧力だけで搾油した」とはどう言うことかといいますと、一般的な油の搾油方法は「圧搾法」と「抽出法」の2通りあります。
「抽出法」とは、
ヘキサンという溶剤をかけて原料から油をとりだします。
この油は黒く、臭いも強いため色をぬき(脱色)、苛性ソーダなどを使い臭いをとります(脱臭)。
また業務用の油にはさらに消泡剤としてシリコンが添加されます。
この抽出法では、効率よく油を搾ることができるので市場では安価に流通しています。
米澤精油さんの取り入れている圧搾法では、遺伝子組み換え混入防止済みの菜種油を、薬剤を使用せず圧力をかけて搾っておられます。
その後の脱色、脱臭も、「湯洗い洗浄法」といった方法で薬物を使用せず、手間暇をかけて作っておられます。
詳しい製法については、私たちがお話しするよりも、米澤精油さんのHPを是非ご覧ください!こだわりが沢山のっています。
なぜ当店が油にこだわっているかといいますと、
私たちの身体は約37兆個の細胞でできています。そのひとつひとつの細胞の膜はすべて油でできているのです。
また脳の65%が脂質でできており、脳からの指令を出すホルモンにも油が深く関わっています。
まさに食べるもので私たちの身体はできています。
美味しい食事はもちろんの事、安心して皆さまに召し上がっていただける米澤精油さんの菜種油でご提供しています。
↓米澤精油株式会社さんのHPです
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