esecan × 新藤晴一 アートブック発売記念写真展(日本橋三越本店)
去年のクリスマスに、私が愛してやまないポルノグラフィティのギタリスト・新藤晴一さんがアートブックを発売した。
自分へのクリスマスプレゼントだ。
1月末、サイン入り写真がもらえる発売イベントがあり、行きたくてたまらなかったが落選した。
非常に残念だ。
だが、発売記念写真展開催の発表があり、これは行くしかないと鼻息を荒くした。
開催期間は1週間。
用事はあったが調整した。するしかない。
気合いを入れて正装で出発。
「今日は三越本店に行ってくるね。」と父に言うと、「ライオンがいるところだな。」と返された。
はて、ライオン?
私は三越に行ったことはないのでよく分からなかった。
10:10くらいに三越前駅にて下車し、どこが入口かとうろうろしていると、巨大のれんがあった。
半信半疑になりながらくぐる。
MITSUKOSHI。
ここか。
店員さんに聞くと、ここは地下一階らしいので、一階に上がり、一旦外に出る。
なるほど、これがお父さんが言っていたライオンか。
さすが老舗だ。
この高級感、重圧感よ。
写真展は一階中央なので、ワクワクしながら進む。
金土日限定でパイプオルガン演奏も楽しめる。
これで無料はお得すぎる。
写真展では、晴一さんが着た衣装が展示してある。
晴一さん、ステージでは華奢に見えるが、こうして衣装の前に立つと思ったより大きくてビックリ。
私166㎝だが、がっしりした衣装でドーン!と存在感があった。
写真展中央には巨大な本型モニュメントがドドーンと置かれ、ど迫力満点。
晴一さんの詩が好き。
手描きがまたよい。
晴一さん、これだけ本出版してミュージカルも手掛けているから多才だよなぁ。
分かりにくいけど、真ん中の青白いモニターは動画になっていて、色々な表情が楽しめる。
あぁ、かっこいい。
三越で撮影した写真が何枚も飾られていた。
本のモニュメントを後ろから撮影。
サイン発見。
素敵な文字。
君の名前つけた人はすごくセンスがいい。
本が大きい。
自撮りをしていると、三越の方が善意で写真をたくさん撮ってくれた。
ありがとうございます!
あぁ、かっこいい。
一通り見た後は階段から全体を見てみた。
三越のせいか、全身ライブ系の服やグッズでかためている人は少なめで、トートバッグやキーホルダー等一部のものを身につけている方の割合の方が高めだ。
これは木でできているらしい。
すごい。
めちゃくちゃ貴重で高そう。タイトルは天女(まごころ)象らしい。
一通り見ても、11:00前だった。
小腹が空いたので、12:00のパイプオルガン演奏会前に軽く何かを食べようと思った。
エレベーターもオシャレだ。
お汁粉とゆずジュースを注文。
おいしかった。
食後は2~5階の吹き抜け色んな角度からパシャパシャ。
似たような行動をしているポルノファンがたくさんいた。
館内アナウンスが流れる。
写真展をやっていることやパイプオルガン演奏会のことを話していた。
ニヤニヤする。
非ポルノファンや外国人も、写真展やアナウンスに反応しているのを見て嬉しくなる。
三越では、ジュエリー展もやっていた。
キレイ。
演奏会が始まるまでの間、お土産エリアやジュエリーを見て時間をつぶす。
栃木にはないものが色々売っているため目移りする。
11:45になり、再び一階へ。
先程よりかなり人が集まっていたし、ポルノファンとおぼしき格好の人も増えた。
皆さん、演奏が楽しみなようだ。
階段からパイプオルガン演奏が見やすそうだったのでスタンバイ。
12:00になり、司会の方と演奏者が来た。
ポルノの紹介(おぉ!)や三越の紹介、パイプオルガンの説明を割としっかりめにしてくれた。
このパイプオルガンはレアもののようだ。
パイプオルガンでポルノの曲を行うのは今回の企画が初めてのようだ。
曲は全部で4曲。
サウダージ、メリッサ、そしてなごり雪と粉雪を披露。
パイプオルガンで奏でられるポルノの曲は実にレアで、独特な重厚感や響きが美しかった。
今日聴けてよかったとしみじみ思った。
こんな老舗の高級デパートで50歳を記念して大々的に写真展ができ、自分らの楽曲をパイプオルガン演奏されるとは、因島の人も誇り高いだろう。
自分らの住む島からこんなに偉大な人が出たのはきっと自慢に違いない。
日本橋三越本店とは、それほどに敷居が高いような、厳かな場所だった。
帰りは上野で寄り道。
久々に買い物を楽しめてよかった。
発売記念イベントは落選したが、写真展には行けたし、買い物も楽しめたしで、充実した休日を過ごせた。