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入院133日目:明日はいいことありますように

週初めの月曜日。
今日は最高気温38度。全国では40度を超えた地点が6箇所もあるらしい。

朝出勤時には33度になっており、ここ最近で一番過酷な朝を迎えた。
今週私はポスティング作業を乗り越えていけるだろうか。

 
今日も相変わらず上の言動に腹が立った。
まぁこの程度のレベルの人なのだ。
話しても分からないレベルの人なのだ。
極力関わらないしか道はない。

  
 
今日は同僚と元彼の話になった。
だからやたらと今日は元彼の顔が浮かんだ。

私が二番目に付き合った人。
私を大切にしてくれた人。

私の写真を部屋に飾り
私に合鍵を渡し
好きなときに来て自分んちのようにくつろいでいいと言ってくれた。
携帯電話やパソコンも好きな時に自由に見てもいいと言ってくれた。

 
穏やかな人だった。

結婚を考えた人だった。

 
あの時あの人と結婚出来ていたら人生は変わっただろう。

復縁を求められたのが今だったらぐらついたかもしれない。

   
 
生きるとは失うことだ。

大切な人は一人、また一人といなくなる。
体力も落ち、肌質も悪くなり、見た目も老けていく。

 
私の元からリーダーがいなくなり、お母さんも入院となり、親友も心を病んでしまった。

これから私は何をどう頑張ればいいだろう。

  
 
夜、お母さんからLINEが来た。

どうやら退院日にケアマネさんと病院の方が来て訪問リハの契約をし、次の日からリハビリスタートらしい。
リハビリは週三回各一時間で曜日によって時間帯が異なる。  

 
契約日は忙しいから、姉に言うべきだと父に言った。  

姉はお母さん退院日の午後から来る予定だが
来る時間帯がちょうど契約時間なのだ。

 
「契約は5分くらいで終わるよ。」
「契約はお父さんがやるから、お母さんは孫と話していればいいだろう?どうにかなるよ。」

そうお父さんは言っていたため
契約は30分~一時間はかかるだろうし
契約時はお母さんもいないとダメだろうことを言ったら
お父さんから怒鳴られた。

 
「今から言っていても仕方ないだろ?」
「どうにかなるよ!」
「お母さんが決めたんだからずらせないだろ?」

カチンときた。

 
だから私は言い返した。

「お姉ちゃんは無理して仕事早退してくるのに、来たら契約を何分もしてるとかどうなの?お母さんは知らないけど、○○(甥っ子)は学童行事休んでばあちゃんに顔見せに来るんだよ?
退院日忙しいなら、学童行事休むことないじゃん。」


 
室内は険悪なムードになった。
 
私は無言の中料理を作り続けた。
お父さんは無言のまま、並べられた料理からバンバン食べていた。

 
私はお父さんが食べ終わってもまだ明日分の料理を作っており
お父さんが寝る頃は今から食器洗いをするところだった。果てしない。

  
お父さんと怒鳴り合いをしたせいで食欲はわかず
軽く食べ
デパスを飲んだ。心臓は、バクバクしている。 

 
 
最近Xではよく「明日はいいことありますように。」と呟いている。
私の願いで、祈りで、諦めでもある。

 
いいことなんて起きない。

 
毎日毎日頑張っても頑張っても
またなにか言われ留んだくさはし
 


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