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指導者求めていたら、呼んでください
岐阜でのワークショップを終えて。
今回、劇団帰燕の園田英樹として岐阜県多治見を訪れて演劇のワークショップを二日間やってきました。
劇団としては初の試みです。
なぜ多治見だったのかというと、劇団に多治見西高校の出身者がいたからです。
内容はウォーミングアップとして、インプロのトレーニング。そしてメインは脚本読解の方法についてでした。
告知が遅かったことで、参加者の数は多くはありませんでしたが、充実したワークショップになったと思っています。
地方でワークショップをやることで、その地元の方達と交流を持ちたいというのも、目的の一つでした。
演劇を一度やってみたいと思っていたシニアの方たち、高校生になって演劇部に入った女子高校生たちと知り合うことができました。
演劇部員は多治見西高校の人たちで、全員一年生。
なぜか一年生だけの部活になってしまって、教えてくれる人もいないということでした。
部員数は五人とのことです。
僕はももクロの映画『幕が上がる』を思い出しました。
少人数の演劇部の女の子たちが全員でコンテストを目指して頑張るキラキラした青春映画です。
目の前にいる一年生たちもキラキラしています。
この子たちに役立つことを教えてあげたいと思いました。
自分は高校生の時に陸上部に入っていたのですが、彼女たちと同じように指導してくれる人がいなかったんで、新入生の僕は3年生の先輩の言う練習をやっているだけでした。陸上部なのに、卓球ばっかりやってました。
しかし2年生の時に指導してくれる先生が来てくれてからは練習も効率的になり、その年の新入生からはオリンピックに出ることになる選手も生まれました。
指導者がいるのといないのとでは、同じ部活でも全く別物になるのだということを体感として知ってます。
演劇も指導者がいるのといないのとでは大違いでしょう。
おそらく彼女たちと同じような演劇部員たちがたくさんいるのかもしれません。
そういう子達の力になってあげたい、それも演劇活動の一つだろうと思いました。
ということで、これから演劇の部活動をしていて、指導者がいないという人たちに、インプロや脚本の読み方を中心に教えていく活動もしていこうと決意しました。
指導者がいても、コーチの一人で来て欲しいということになれば、喜んで馳せ参じます。
リモートでの指導というのもコロナ期間で習得しました。
実際に現地に行かなくても、リモートでの稽古もできるじゃないですか。
2025年は脚本家演出家と、さらに演劇コーチとして、いろんなところに行きたいと思います。
リモートでもやりますよ!
遠慮なく僕を呼んでください。