今日という日が最後の日
時それはあなたにとって最も大切なもの
自分の人生において本当の宿題を忘れがちになりがちだ。人は、休日に暇だと悪いととらえがちで、予定に空きなくキチキチに入れようとする。
自分と向き合うのが時が必要で、その時とは自分と向き合う大切な瞬間で時計で測る数字ではない。私たちは生きている。それは数字の秒針で測れるような単純なものではないと思う。
人は未来に思いを抱き、未来の目標から逆算して生きようとするが未来は不確実で誰にも分からない。10年前に東日本大震災の災害を考えると、私たちの未来は不確定で私たちの持てる時は自分が考えている以上に短い。
例えば、震災前の東京電力は、超優良企業で株を持てば間違いがないとまで言われたが現在はどうだろうか?今では震災前の6分の1にも落ちており見る影もない。
人は時を無限のように考えているが実は有限だ。家族や大切な人と過ごすことや自分と向き合う時。これが一番大切だ。
昔、ローマ時代セネカという賢人が言った。「今を直ちに生きろ」と。人生は自分が考えるよりも短い。短く不確かな未来を夢見て自分が持てる現在の時を浪費するよりも今を生きろと。
危機とはいやでもやらなければならないことが浮き上がる。東日本大震災や毎年のように来る災害と今の新型コロナを経て、我々が進む未来は不確定だが、今この瞬間は確かにあるその時を豊かに生きよう。