Vol.13 ~働くことを諦めた瞬間①~
こんにちは、シゴトスキーです(^^)
見出し画像は、東京竹芝桟橋です。
写っている船は東海汽船という会社の船で、主に伊豆諸島行きの便
として出航します。
学生の頃から時々この船を利用して、大島や八丈島、神津島など、
いろいろ楽しませてもらってます。
伊豆諸島については今後の闘病中の投稿にもたくさん登場してきます
ので、お楽しみに(^_-)-☆
では本題へいきましょう。
9月は本当に仕事がツラい月でした。
仕事内容というよりは、目がさらにツラい、しんどかったからです。
いよいよ親会社からの監査の日、親会社担当者や偉い方々に囲まれながら、
どんどんダメだしをくらいます"(-""-)"
実際に行政からの監査の際は、
「御社はとてもしっかりできている方ですよ!」
との評価をいつもいただいてしまいました。そして、
「ただ、重大事故を起こされてしまうと指導せざるを得ないんです」
勤務状況表や休憩、労働時間の遵守等の労働体制だけでなく、
事故を起こさないための真の教育がさらに必要です。
単にワンウェイで指導するだけでなく、考えさせる、一緒に考えて
もらう、そしてなによりも、「気付かせる」ことが重要です。
「俺は運転うまいし事故起こさないから大丈夫だよ~」
そういう人が一番キケンなんですよね。
『これからもっと会社発展のためにまだまだ頑張らんとな』
とも想う時でした。
スイマセン、ちょっと熱くなっちゃいました💦
このように、メンタルでまいっているわけではなく、あくまでも
目の異常が仕事の妨げになっているのが自分でもよくわかりました。
親会社はもちろん私の勤め先よりも規模が大きく、なんにしても
部署がしっかりと区分けされていて組織が成り立っている!
ウラヤマシイ・・・・・・・( ;∀;)「餅は餅屋」ってヤツですね。
監査結果発表の時は行政よりも細かく指摘を受けましたが、それは
本番(行政)の監査に備えて独自の取り組みをされているとのこと、
素晴らしいと感じました。
監査においては、膨大な帳票類を作成、用意する必要があるため、
結果発表(採点)の頃には目が恐ろしいほど充血していました。
もちろん眼痛等もピークなのはいうまでもありません。この頃は、
1日に20回以上目薬をさしていたはずです。
その後は、わざわざ遠方から来られた親会社の皆さんと、ささやかな
宴会が予定されています。
監査終了から宴会までの休憩時間で、特に接点が多い親会社の方と雑談
をしていたのですが、さすがに私の異変を悟られてしまい、目の状況を
話してしまいました。
すると・・・・・
「あっ、そういえば他部署の方とリモートで会議するときに、目を開けるのがツラいから会議中にいつも目を閉じさせてもらっている人がいますね」
自分以外で同じような症状の方の情報を初めて耳にしました。
他の部署なので、その病気の詳細どころかその人のこともあまり知らない
とのこと。
この状態で仕事ができてる人がいるのか・・・・・
どうやってできるのよ・・・・・?
どんな治療してるんだろう?
気になってしょうがないので、後日メールにてその会議中に目を閉じて
いる人の病気についてわかる範囲で教えてもらえないかを問い合わせ
ました。
しかし、やんわりと断られました(涙)
ただ、最近のことではなく結構前からそのような症状だということが
わかりました。もしかして同じ病気かも・・・・という予想をしつつも、
このことについては諦めました。
血液検査の結果が近づいている頃、急遽茨城の支店から応援要請が
来ました。
もはや目がツラい以上のツラいに達しているので断るべきだったん
ですが、なかなかの由々しき事態なので、行く約束をしてしまいました。
車で片道3時間弱、気を張って慎重に慎重に運転をします。
運転中に目薬をさせるワケないので、こめかみにバンテリンを塗って
覚醒させます。
夜9時過ぎに業務完了し、自宅へ直帰する途中の圏央道、ついに危ない
シーンが訪れます。
音量大で音楽を流して歌いながら運転してても、目が勝手に閉じてくる。
トンネル内のカーブの地点でのことでした。
うわーーーーーーーーっ!!!!
車線をはみ出し気味になっていました。隣レーンや付近に車が
いなかったので助かりました。
それと、常日頃から私がドライバーさんたちに一番というほど
口酸っぱく唱えている言葉がありました。それは、
「車間距離」。
その車間距離をとっているからこそ、付近に車もいなかったのです。
冷汗が出た。慌てて次の対処方法を考え、顔をつねったりまぶたを
押さえたりしながら運転を続けました。
少し落ち着いてきたころ、運転しながらこう思いました。
”もう・・・・ダメだな”
”安全を指導する者が安全運転もできなくなるようでは、潮時だ”
まだ血液検査の結果が出る前にも関わらず、自分は身の引き際を
ひそかに考え始めたのです。
次回は、働くことを諦めた瞬間の続きをお送りいたします。
長文ご覧いただき、ありがとうございました。
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