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ユーモア

昨日は新宿で開かれていたほぼ日の「生活のたのしみ展」へ、ホワイトアスパラガスのパフォーマンスを観に行った。こちらで披露する新作のための特注ボールをつくらせていただいたので、直接観てみたかったのだ。

パフォーマンスの新作「まるまる・しろしろ」は、ある意味ど直球の、創作物だな、と僕は思った。ポップな会場で、ポップさを持ち合わせながら、でも違和感を残して帰っていく。そういう違和感、ズレ、そこからくる越境、のようなものが、僕にとってのホワイトアスパラガスの魅力である。それを可能にするのがユーモアなのだと思う。つくらせていただいた特大のビーンバッグも、そうか、違和感、ズレ、越境、ユーモアといえるんだなあと、本当に勝手ながら、発見をした。あらためて、道具が使われている様子は生で観なければ、と思ったのだった。

関係ないけれど、糸井重里さんがパフォーマンスを最初から最後までずっと、うしろの車のなかから観ていたのもおもしろかった。なんかすごいことだな、と思った。

パフォーマンスを観終わったあとは、会場をくまなく散策した。内容もさることながら、こういう人たちが来ているんだ、というのがなんとなく自分にはおもしろかった。そのサイトが好きだとか、世界観が好きだとかってあるけれど、実際に顔を見ることはない。話すことはないけれど、こういう人たちなんだな、っていうのがわかる。そういうのも、リアルなイベントのおもしろさなんだな、と思った。

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