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ひさびさの多摩ニュータウン

今日は休日。ひょんなことから永山駅に立ち寄って昼食を食べた。永山は多摩ニュータウンと呼ばれる地域にあり、僕はここで小学5年生までを過ごした。今日は10年ぶりくらいに降りたので、ついでに昔住んでいた家などを見にすこし歩いてみた。

自分が住んでいた団地は残っていたものの、老朽化から一帯の再開発が進んでいて、道は整備され、今風のマンションが建ちはじめていた。10年前に来たときはゴーストタウン化一直線な空気を感じたので、息を吹き返しているようで驚いた。

街の見た目はかなり変わってきていたけれど、多摩ニュータウン的な街のつくりは変わっていない。住居と道は整理されていて、それでいてもとは山というか丘なので東京にしては全体が広々としている。自然もまあまあ多い。なにもないところに人間が理想をつくってみたような、どこかシムシティ感があるつくりだ。

ひさしぶりにこの街を歩いて、やっぱりいいところだなあ、と僕は純粋に思った。時期としては辛い時期を過ごしたと思っていたけれど、この街が嫌いだったわけではなく、僕にとってはよかったんだな、ということが感じられてうれしかった。僕は間違いなくここで育ったのだ。それによって何がどう自分に影響しているかというと、いろんなことがいろいろ影響してるだろうとしか思えないけれど、自分にゆかりのある場所がこの世にまだ存在している、というのはいいものだなと思った。

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