技術・家庭の先生
電動の糸鋸を買おうと思って、どれがいいのか調べてみる。いきなり買うのは不安なので、YouTubeで検索して使っている人の様子を見てみる。するといろんな人が木工について解説していて、それがおもしろくて沼にハマるように見ていってしまった。わかってはいたけど、電動の工具があると相当便利そうである。あと、自分とおなじくらいの規模感で木のおもちゃとかに取り組んでいる人が、すくなくともジャグリング道具よりは多そうで、なんとなくそこに世界の広がりを感じる。そういう人が、しっかりとYouTubeで自分の商品や活動を紹介しているのにも、魅力を感じる。自分って、なにもやっていないんだな、とも思う。世界が広がりそうな気がする。
糸鋸の映像を見ていて、中学校の技術・家庭の授業のことを思い出した。技術科で糸鋸を教えてくれた茶髪ロン毛の先生と、家庭科でずっと一番いい成績をつけてくれたニコニコしたおばちゃん先生、どちらも好きだったことを思い出した。他の座学の先生とは違うものを感じていた。そういうのがいまでも影響しているんだろうな、とふと思った。
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