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DIYなジャグリング道具

今朝はいろいろイメージがふくらんできたので、どんどんメモをする。朝はこうして、ジャグリングの妄想をふくらますのが一番合っているのかもしれない。入りたての無人島な感じ、あるいは、旅行前のワクワクな感じがある。「なにつくろう」と考えるのは一番楽しい時間だ。そこから一日をスタートするのはよさそう。

あたらしい素材に触ってみたいと思ったので、さっそく調べて、発注してみる。その時点でもう楽しみだったけど、お昼ごろに電話がかかってきて、こういう方が売っているんだ、とわかって、より楽しみが増してくる。いまは意識的に埼玉にいたころの感覚を思い出しているけど、いろんな素材に触れる、というのもきっと大事なのだ。あのころは、今よりさらに、ある素材だけでなんとかしなければいけない、という面が大きかった。なんとかそれらしい素材を探して、なんとかジャグリング道具に仕立てる、その細い道を見つけていくのが楽しかった。ほとんどが失敗のなかで、むしろ、既存のものよりいいじゃん、というものができたときはうれしかった。その感じが、いまはあまりないのかもしれない。

料理人でも、おなじ素材でおなじ料理だけをつくり続けていたら、さすがに飽きてしまうだろう。たとえばビーンバッグに適した合皮なんかは、特定のメーカーで、特定のものがある。でもそうじゃないもので、ありもので、なんとかそれをおいしく料理するのも、腕の見せどころじゃないだろうか。自分の原点は、もとからB級品というか、DIYなジャグリング道具だったのだ。PMにあるのは、いわば、うまくいったDIY集なのだ。ちょっと見てよ! みたいな。

いろいろ埼玉時代のことを思い出して、あのころの気持ちや、時間の流れを自分のなかに再現すると、自分のなかの裸に近いワクワク感が、また立ち上がってくる。いい気持ちでGWに入れて、なんだかよかった。

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