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11月、12月の試験結果と今年の振り返り、1年で8つの試験に合格しました


はじめに

今年も残り1週間程度となりました。12月に入り過去に受験した試験の結果が公開されたのでそちらについて勉強法や合格のコツについてまとめたいと思います。また、今年は多くの試験を受験し、合格してきたので本記事で整理したいと思います。


メンタルヘルスマネジメント検定試験Ⅲ種、II種

メンタルヘルス・マネジメント検定試験は、働く人たちの心の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目指して、職場内での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を習得していただくものです。

メンタルヘルス・マネジメント検定試験は、「公開試験」(統一試験日に全国15都市で実施)と「団体特別試験」(企業等が任意に試験の日時・場所を設定し実施)の2種類の受験方法を設けています。

https://www.mental-health.ne.jp/about/

I種、II種、Ⅲ種の3つのコースがあり、数字が小さくなるにつれて難易度が上がっていきます。今回はⅢ種、II種に合格しました。Ⅲ種はセルフケアが対象であり、自らのストレスの状況・状態を把握することで自らケアを行い、状況によっては助けを求めることができるようになることを目標としています。II種はラインケア、すなわち管理監督者が対象であり、他の人が不調にならないように配慮し、また、不調に気づき安全配慮義務に則った対応を行うことができることを目標としています。

Ⅲ種、II種は選択問題であり、50問に対して2時間の猶予があるため比較的時間に余裕のある試験です。共通する出題内容として、メンタルヘルスマネジメントの意義と基礎知識があります。

対策方法

  • 過去数年にわたる過去問を解くこと
    本試験は年によらずある程度の出題傾向があるように感じました。過去問を一通り解くことで試験で重要なポイントを重点的に学習することができます

  • 意義、基礎知識に関してはある程度切り捨てること
    後半の出題内容は、一般常識や経験、または、思考することで試験中に答えを導ける問題が多いです。一方、意義、基礎知識については、数値を覚えなければいけない問題や、法律を把握しておかなければいけない問題が多くあります。もちろんこれらを学ぶことには大きな意義がありますが、範囲が膨大であり、暗記問題なため多くの時間を要します。そのため、過去問を複数回勉強し、公式テキストを1周する程度で良いと思います。

  • 公式テキスト以外もあると良いかも
    公式テキストはとてもボリュームがあり、かつ、必要な情報が網羅されています。しかしながら、基本的に文章形式で記述されており、重要な点がわかりにくかったです。そのため、公式テストの他にテスト対策用のテキストがあると効率よく重要なポイントを学ぶことができると思います。



応用情報技術者試験

応用情報技術者試験とは、情報処理技術者試験のひとつで、情報処理推進機構(IPA)が主催する国家試験です。高度IT人材に必要な応用的知識とスキルを問われます。

一定水準のITの知識やスキルを持っていることを認定する情報処理技術者試験は、基礎知識を問うレベル1から高度な専門的知識を問うレベル4と難易度別に試験区分が分かれています。その中で、応用情報技術者試験は「レベル3」に位置する試験です。

https://www.tac-school.co.jp/kouza_joho/joho_ap/ap_shiken_guide.html

今年の前半に基本情報技術者試験を受け、どうせなら今年中に応用も取ろうと思い、10月の試験に臨みました。午前と午後に別れており、基本情報技術者試験は選択問題だけでしたが、応用情報技術者試験は午後に記述式の問題があります。11の分野から5つの分野を選択し、長文の問題に対して解答します。情報技術に対する幅広い知識を必要とし、IT分野で働きたい人は受験する価値のある試験だと思っています。特定の分野の専門家を証明するものではないものの、全ての分野を広く浅く学ぶことができるので、職場でコミュニケーションが取りやすくなると思います。

対策方法

基本情報技術者試験に合格したことを前提の対策方法になっています。また、ITに関するある程度の知識を持っている方が対象です。

  • 午前の選択問題は過去問のみで対策すること
    基本情報技術者試験と同様に、4択の選択問題になっています。多少難易度が上がっていたり、深掘りした内容ですが大きくは変わりません。過去に一通り学んだ方であれば、過去問を解くだけで十分に60%を目指せると思います。

  • 午後の試験を重点的に学ぶこと
    記述式になるため選択式に比べ難易度が上昇しています。さらに、覚えるだけでは解くことができず、考える力、応用する力が必要となってきます。11の分野から5つの分野を選択し解答します。この選択が重要になっており、どの分野を選択するかで難易度が大きく変わると思います。私は、情報セキュリティ、プログラミング、システムアーキテクチャ、組込みシステム開発、プロジェクトマネジメントを選択しました。情報セキュリティは必須なため、実質4つを選択しています。プログラミングはコードを書いている方はしっかり読めば解ける問題がほとんどだと思います。しかしアルゴリズムなどの競技プログラミングの知識を要求されることもあるため、注意が必要です。システムアーキテクチャは出題内容によって難易度が変わりますが、必要な知識が少なく計算ができれば解ける問題が多いように感じました。ちなみに2023年秋のシステムアーキテクチャはサービス問題でした。組み込みシステム開発も特別な知識は少なく、文章を読めば解ける問題が多いと思います。プロジェクトマネジメントは午前問題レベルの知識は要求されますが、それ以外は文章を読めば理解できる内容だと思います。計算がでない回であれば、読解力のみが試されるので時間がなくてあまり勉強できなかった人におすすめだと思います。最後にまとめです。午後試験は回によって分野ごとの難易度が大きく変わります。私が紹介した4つの分野も次の回では難しくなっているかも知れません。私が試験を経験してみてのおすすめは、一度全てに軽く目を通してみて簡単な分野を選択することです。回によって読解力のみが要求されるような分野もあり、それらを選択することで合格率を格段にあげることができると思います。


2023年の振り返り

今年は色々な資格に挑戦し、ありがたいことに全て合格することができました。

  • 基本情報技術者試験

  • 応用情報技術者試験

  • HCD基礎検定

  • メンタルヘルス・マネジメント検定II種

  • メンタルヘルス・マネジメント検定III種

  • Notion Essentials Badge

  • AWS Certified Cloud Practitioner

  • iOS UI/UX社内認定試験

今までは実力があれば資格なんていらないだろうの精神で生きてきましたが、資格を取得することで得ることが多かったように感じます。特に、新たな分野では資格勉強を通して網羅的に知識を学ぶことができるため最初の一歩にとても効果的な勉強方法だと感じました。

来年も引き続き多くの資格試験に挑戦したいと考えています。来年から本格的に働くことになるので、より実践的な資格を取れればと考えています。

  • Google Cloud認定資格

    • Cloud Digital Leader

    • クラウドエンジニア

    • Data Engineer

    • 機械学習エンジニア

  • プロジェクトマネージャ試験

  • データベーススペシャリスト試験


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