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想いを事業にする4つの軸

どうやって想いを事業にしていくか?どう歩んでいるのか?

先日、ローカルベンチャーラボの皆様のフィールドワークで、僕たちの取り組みをお話しさせて頂き、参加者の方からいくつか質問を頂きました。
そこで、僕にとって最も残っていると問いがこれです。

「どうやって想いを事業にしていますか?」

そこで、改めて自分はどうやっているんだろうと思い、振り返ったところ、4つの軸を考えながら実施しているということがわかりました。

①自分軸
②社会軸
③深さ軸(当事者)
④時間軸(未来軸)

①自分軸

なぜ、それしたいのか、自分に基づく軸。
ここが最も大事。
サイモンシネックのいう、why。僕にとっては、起業する原体験であり、新規事業を立ち上げる原体験。
自分に根ざしていない事業は、そもそも立ち上がらないし、変わりかねません。
しかし、自分に根ざしていれば、進んでいないときでも、どうすれば良いか諦めず進んでいけます。
だって、どうしてもやりたいものですから。

サイモンシネックや、ゴールデンサークルを聞いた事ない方は、下記の動画を。18分くらいです。書籍も出てます。

本はこちら → WHYから始めよ

②社会軸

これは、いわゆる関連事業や領域の状況のこと。外部環境や競合他社、市場調査など、一般的に事業開発でよく言われるところ。
社会にとって、求められていることなのか?また、その領域はどこか?
平面でのこと。
いろんなビジネス書に書いてある。

③深さ軸(当事者)

誰かの困りごとが仕事になることが多い。医療や介護はその最たる例。
僕たちの事業も、そう。
その領域において、どのくらい深刻で、困難なのか、当事者にとっての深さの軸がこれ。
当事者へのアンケートやヒアリングなどしながら、どの深さに対して事業化していくのか考える。
もし、この深さが解決するのであれば、世の中に与えるインパクトはとても大きい。

様々な情報やメディアがありますが、僕が個人的にとても刺さるのが、「soar」さんの情報です。あまりにリアルで、自分じゃないけど、自分ごととして少しだけど考えられる。

④時間軸(過去ー現在、現在ー未来軸)

その事業は、いつのどんな未来に対して必要なのか、これからの未来の時間軸で考える。
今事業を作っても、3年後には必要なくなるのであれば、あまり意味がないかもしれない。
また、なぜ現在このようになっているのか、歴史や今に至る文脈背景も大事。
ということで、時間軸がこれ。

例えば、僕たちの事業では、これから高齢化率が日本中で40%に向かっていく中で、地域最適を実現しながら、全体最適にいかに生かしていくかなど。
また、部分最適により分断が加速する中で、一人一人の顔が見える地域社会をどう作るかなど。
いのちが巡り次世代へ繋ぐ緩やかな関係性が続く、地域を作って行きたい。

ということで、

1〜4で、4次元のことを考えながら、僕は事業を作っているようです。
それぞれを細かく分析しながら実施というより、走りながら考え、調べ、聞き、また走るという感じです。

起業や、事業について色々とご相談頂くこともありますが、最も大事なのが自分軸だと認識しております。ここを自分の言葉で伝えられるようになると良いと思います。一般論ではなく、自分がなぜ、どうしてやりたいか。僕なんか、最初はひどいもんでした。

例えば、カフェをやりたいのであれば、なぜカフェをやりたいか。人が集まる場所をなぜ作りたいか。カフェが出来た先に、どんな未来を作りたいのかなど。

ローカルベンチャーラボの皆様、良い問いをありがとうございました。

また、ご質問頂いた行政の方との連携など、うまく答えられなかった部分もあるので、これも言語化したいと思います。

最後に、これが答えられなかった問いです。
20年後の地域はどうなるんでしょうか?そこに必要なものか?
蓜島さんの問いに、答えられるよう、さらに深めて行きます。

最後に、ローカルベンチャーとはなんぞやという方は、この言葉の生みの親の牧さんの書籍をぜひ。僕にとっては、シンクロするところが多くて鳥肌もんでした。
ローカルベンチャー 地域にはビジネスの可能性があふれている

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橋本大吾@りぷらす代表
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