御代田に移住してお世話になってる2つのコミュニティーについて
御代田に移住して丸2年が経ちました。
この間で、最もお世話になった御代田の2つの場を紹介します。
共通のワードは、「豊かさ」と「遊び」。
①みよたの広場
2022年8月に始まった豊かな広場。
何が豊かかと言うと、遊び方が無数にあるところ。
焚き火、薪割り、ブランコ、滑り台、水やり、読書、調理、ご飯、マルシェ、人との出会いや交流など。
昔は、近所の空き地や広場でボール遊びしたり、秘密基地を作ったり、子供の自由で創造的なアイデアを表現できる機会がありました。現在はそのような余白がある場がほとんどありませんが、この広場はとても自由度が高く創造的に遊べます。
細かなルールや規制がない分、各々がその場の危険性と楽しさを相互に考えながら、他者との関係性を考慮しながら利用する姿勢や態度が必要です。その分、子供も大人も楽しむ余地がたくさんあり、新たな関係性や出会いにも繋がります。
そのため、自分の振る舞いや態度、使い方自体が、広場の印象や運用にもつながる可能性がある、利用者でもありながら運営者でもあるという感覚を味わえる稀有な場所。
毎月1回オープンミーティングという広場の未来について考える場があり、誰もが参加できます。
広場という「共有の場」が自分達や地域、そして御代田町にとってどのようににあればより良い未来につながるのかを考えるとても素敵な場です。
そして、もう少し広場の運営のサポートをしたいという方は月1000円から寄付ができる「友の会」という仕組みもあります。
②おもがえっこ
豊かな、人、自然、生き物がある面替という地域で行われている居場所。
大人も子供も、それぞれが、思い思いに過ごす場所。鳥の声を聞いたり、雲の動きを眺めたり、稲穂の輝きが眩しかったり、泥団子を作ったり、竹を切って創作したり、好きなように。一見すると、どこにでもありそうな自然に見えます。しかし、ちゃんと人が手入れをしているから安心して過ごせる頂有難い場所で、大切なことに気づかせてくれます。
特に有難いのが、この地域の住んでいる方との交流や自然の関わり方について学ぶ機会。
つい先日は、アサギマダラという蝶を通して、蝶と自然の神秘を教えて頂きました。また、この地域の歴史や文化などについてもとても興味深い話を。
季節ごとに様々な機会があり、蜂や熊、里山、キノコ、畑や田んぼのことなど、沢山のことを学ばせて頂いています。
とにかく自然は、危険との隣り合わせだということを体験します。自然との距離感や関係性を遊び、感じながら子供はスクスク成長していきます。そんな子供を見ながら一緒に過ごしていると、大人も同様に。
素敵なところが沢山ある東信地域です。
まだ紹介できていないところもあるので、それは今後に。