日本酒イベントレポート:VintageSakeArt2024春/熟成古酒ルネッサンス2024春
VintageSakeArt2024春のイベントに参加してきました。
今回はその様子をレポートします。
■イベント概要
会場にもいらっしゃる龍力さんのホームページにもまとまっていました。
なお、2023年4月・12月、2022年11月にも同じイベントに参加しています。
イベント運営団体は「長期熟成酒研究会」。
たいてい口頭だと「熟成古酒のイベント」というとこのイベントのことを指す共通認識にはなるのですが、イベント呼称が「VintageSakeArt」「熟成古酒ルネッサンス」とやはりブレるため、自分のnote記事ではいっそ両方書いておこうと思います。
そして、前売り券と当日券で値段がかなり変わるのも前回同様。
今回の場所は、2023年4月・12月のイベント時と同様に赤煉瓦酒造工場です。
重要文化財で、日本のお酒の発展にあたっては欠かせない場所です。
イベントの構成はほぼほぼ毎回同様ですね。
■現地の様子、雰囲気
王子駅から歩きます。
JRの場合は北口の改札から出るのが便利です。会場に向かう際に、大通りを渡る必要があるのですが、横断歩道のために遠回りすることになりがちなので。
そんなわけでやってきました赤煉瓦酒造工場。
前日までの悪天候はどこへやら。快晴および20℃を超える気温でなんなら暑い。
桜もちょうど咲いていました。
今回は2部に参加しました。
開場15分前くらいからすでに行列が。
ただ、そんなに慌てて並ばなくても十分入れます。
受付後、会場へイン。
建物に入ると醸造関係の備品や展示物があちらこちらにある中で、その合間に机をセットしてイベント用のブースとしています。
奥のエリアに抜ける廊下は、やはり渋滞。まぁ致し方ないですね。
また、12月の時には閉鎖されていた奥のエリアは今回開放されており、所狭しと自家熟成の古酒が並んでいました。
熟成した結果、何がどうなっているかわからない。おいしくなるかどうかもわからない。
そもそもいつから寝かせているかもわからない。年代物であることは確かですが。
こんな陶器の器なんて、もう作れないでしょう。
だがそれがいい。ロマンでなんぼです。
そんなところで、気になるところから順々に回っていきます。
相変わらず、色味、熟成年数、ラベルなどなど、なかなかインパクトの強いものが揃います。
今回もスポイトで自分で任意の量をとれるスタイルが多かったですね。
今回の自分のコンセプトとしては、初見のものを優先的に当たっていきました。
何度か参加すると、どうしても見覚えがあるもの、飲んだことがあるものが増えていきますので。ただ、同じものが何度も飲める、というのは、古酒ならではなのかもしれません。
面白かったのは、自分でブレンドできるブースです。
過去にもありましたが、今回は、事前にスタッフさんがブレンドした際のデータ、コメントなどが掲載されています。
自分でもトライし、なかなか好みの味わいにすることができました。
施設の奥を見られる「日本酒百年貯蔵プロジェクト」の見学ツアーも途中でありました。
こちらも12月にもやっていましたので、今回は割愛。
■飲んだお酒リスト
王冠で蓋がされた一升瓶。埃のかぶりかたも年季を物語っています。
お馴染みのラインナップもあれば、完全初見のものまで。
毎回毎回、いい意味で得体の知れないものがでてくのがこのイベントのすごいところです。
そういえば、前回2023年12月に参加した時には、紅麹で作られた日本酒を飲んでいました。
今日日、こんな話題になるとは思いませんでしたが。
■終わりに
次にやるのは例年だと秋口あたりでしょうか。
次はどんなものがでてくるか、期待が膨らみます。
ではでは。