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気になるところへ行き着く・その2:越生梅林

気になっていた越生梅林に行ってきました。

概要

越生梅林。
おごせばいりん、と読みます。

越生梅林(おごせばいりん)は、埼玉県入間郡越生町にある越辺川沿いに広がる梅林。
水戸偕楽園、熱海梅園と共に「関東三大梅林」の1つとされている。

上記Wikipediaより

ご多分に洩れず、同名の日本酒をきっかけに知った名前です。

埼玉にそんなところがあるのかとはつゆ知らず、しかも関東三大梅林の一つとのこと。
ちょうど2月で梅の時期です。
実際どんな感じかを見てみようと思い、行ってみました。

実際

今回は輪行で向かうことにしました。
輪行とは、自転車を公共交通機関に乗せて移動することです。

地図を見て道筋をかんがえたところ、自宅最寄り駅から電車に乗るとかなり乗り換えが多くなってしまうので、まずは自宅から池袋駅までブロンプトンで移動。

輪行の際には乗り換えをなるべく少なく、できれば0回にしたいのが本音です。
今回越生梅林に行くにあたり、少し手前の駅からポタリングするつもりでいたので、坂戸駅で下車。乗車時間は40分程度。

もちろん初利用の駅

ということで、ここからブロンプトンを展開。
東武越生線に沿うようなイメージで越生へ向かいます。
途中はこんな感じです。


こまがわ
武州、と読むのは武蔵野国の名残ですかね
埼玉の越生で上野とはいかに。

目印となる越生駅につきました。


越生梅林まではもう少し。
駅前になにか銅像がある、と思ったら、太田道灌の名前が。

越生は太田道灌のゆかりの地とのこと。

太田道灌は、徳川家康が江戸を開くはるか前、150年近く前に江戸城を作っている人です。
越生が由来の地とは知りませんでした。
知っている名前が思いもよらないところでつながると楽しいですね。

そうそう、この銘柄です。
せっかくなので、越生梅林で越生梅林と撮ってみました。

※飲んではいません

現地に到着するも、園内に入るには入場料がかかる+自転車は駐輪場に置く必要がありました。
駐輪場、といえば綺麗ですが、駐車場の端っこが自転車やバイク用に仕切られているだけ。
確実な地球ロックができるわけでもなさそうなので、そこに自転車を置いておくことはちょっと心配。
そんなわけで、遠目から眺める+周囲で楽しむこととしました。

全然予習していなかったのですが、“越生梅林”を醸す佐藤酒造店さんは、まさに越生梅林のすぐ横。
移動でその真横を通り、直売所を発見+遠目からなら蔵をみてOKとのことだったので、少し覗きました。

こんな写真を。
外には日本酒を詰める時に使う瓶や、お米を乾燥させる様子が。

時間はちょうどお昼時。
何か食べて帰りたいと思い、通りがかったのは魚愛さん。

お店の壁にかかる、鯰(なまず)の文字。
「うなぎはまぁわかるとして、なまず??」と気になり、入店。

注文してみたはこちら。

「ず丼」。
なまずの身を使った天丼です。
オクラの天ぷら、ゆずの皮がアクセントになったかき揚げ付き。
香の物もゆず風味でした。
実は、越生はゆずの収穫量・出荷量共に関東一とのこと。
恥ずかしながらそれも知りませんでした。勉強になる今回の小旅行でございます。
なまずの身は、鶏もも肉と魚のブリを足し合わせたような、たんぱくながらも、甘辛いタレと合わさることでなかなか美味しいものでした。


そしてこちら。

越生梅コロッケ。
コロッケのタネの中に梅が練り込まれており、さっぱりとした味わいに。

割高とは思いながらも、小瓶のサイダーも頼んでみたり。

なかなか飲む機会ありませんしね。

昼食を済ませ、お店を出たところ、たまたま同じタイミングでお店にいた方がブロンプトンオーナーだったようです。
梅林の方向へ走って行きました。これから楽しみに行くのでしょうか。
こちらは来た道を戻って再度坂戸駅へ向かい、また池袋まで電車で揺られます。

池袋に戻った時には、駅前は結構な人の数。
ブロンプトンを抱えて歩くにはかなり心苦しいほどの状況でした。
土曜日の午後に人が戻ってきた、と思えば、世の流れでしょうか。


池袋から家まで無事に戻り、今回の越生梅林までの輪行は終了。
お土産はこちらを。

酒造元が作る梅干しと、越生梅林のカップ酒と、本醸造生貯蔵酒。
カップ酒、ラベルが違うので2つ買ってみましたが、中身は一緒じゃないか・・・。だったら純米酒のカップ酒があったからそっちにすればよかったな・・・。
まぁそんなちょっとしたミスもまた楽しみでしょう。

所感

梅の種類によってまだまだ咲いていないものも多く、ちょっと早かったか、とも思いました。
春の象徴のような桜とはちょっと違う雰囲気の梅。
落ち着いた穏やか雰囲気は、ちょっと大人向けかもしれません。
ブロンプトンと共に梅を楽しむ、なんてことをするとはちょっと自分でも不思議ですが、行って良かったです。

では。

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