士揃ヱで外出20220911
だいぶそこまで暑くもなくなってきた・・・というわけで、先日京都で購入した滴やさんの士揃一式、緑とカーキの半々+ソルジャー柄袴で外出してみました。
新しい着物の場合、やっぱり一回外出してみて、なんとなく使い方をつかんでいくところはある。例えば、袴が緩みやすいんだなとか、懐や袂に物を入れると寄れやすいなとか、そういうことは実際動いてみないとわからないので、なるべくなら来てどこかに出かけてみたい。
この士揃ヱに関しては、丸1日着てみたけれど、非常にストレスなく過ごすことができた。まず袴はなんと言っても下の紐がバックルなので、まずもってずれたり落ちたりする心配がない。上の胴着だって、甚平のように紐がついているから、これもほとんど着崩れることがない。袴にポケットついているのも地味に便利。
また、生地が現代風なのはやっぱり過ごしやすいし、肩が凝らない。正絹は正絹でいいけれど、これはこれでやっぱりラクである。シルエットも、いわゆる昔の羽織袴に比べるとスマートで現代的な気がする。
さて、これを着てどこへ行ったのかというと、ジャズのライブハウスに行きました。こちら、コットンクラブ東京です。鶴丸はるかのサルサナイトを聴きにいきました。
東京を代表する気取り系ライブハウスのコットンクラブにソルジャー柄の袴というのも異世界感ありましたが、逆にこういうところはオシャレが行き過ぎてしまっていて、少しくらい浮いた格好でもそんなに目立たないので、よかったです。
たまたま隣席になった女性の方がたまたま和装の方で、なんだか全然知らない人なのに連れの人みたいになってしまい、そこは申し訳なかったと思っています。