数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度とは
「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」とは
教育プログラムの質を保証し、向上させるために設けられた制度。
特に数学(数理)、データサイエンス、人工知能(AI)の分野における教育プログラムに焦点を当てている。
上記制度の背景には政府のAI戦略(文系・理系関係なく学生が初級レベルの数理・データサイエンスを習得すること)がある。
認定制度は大きく「リテラシーレベル」と「応用基礎レベル」に分かれており、各レベルで求められる教育内容はそれぞれ異なる。
リテラシーレベル
データを読み解き、扱うための基礎的な能力を学ぶ「基礎」、データやAIを利活用する際の倫理的・法的・社会的な留意点などを学ぶ「心得」などにより構成されています。
応用基礎レベル
応用基礎レベルは、リテラシーレベルの教育を補完的・発展的に学び、データから意味を抽出し、現場にフィードバックする能力、AIを活用し課題解決につなげる基礎能力を修得し、自らの専門分野に数理・データサイエンス・AIを応用するための大局的な視点を獲得することを目標としている。
認定制度への申請方法など
毎年3月頃に申請受付を開始し、5月中に締め切り、8月中に選定結果を公表というスケジュールで実施
認定に関する動画は文部科学省のHPから確認できます。
各大学の取り組み
令和5年8月時点でのリテラシーレベル認定校は以下のような状態です。
文部科学省HPを見ることでどこの大学が制度を取り入れているかを一覧で確認することができます。
リテラシーレベルは多くの大学で認定されていますが、応用基礎レベルはまだまだ認定が少ない状況です。
また、リテラシーレベルは大学の必修授業として全学部の学生に受講してもらうようにしている大学も多くあるそうです。
データサイエンス・AIは学生から人気のある学問なので、学習環境が整っているかどうかは重要そうですね。
まとめ
数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度について簡単にご説明しました。
これから認定を考えている担当者は文部科学省のHPをご確認ください。
(正直かなり読みにくいので、、、頑張りましょう、、、)