就職活動の所感
2023年5月3日
今日も近所のマックの窓際に座り、就職活動をしようとしていたが、身が入らない。
ぼーっとしているとぐるぐると思考が回って、海よりも深いため息。
いつしかまた、「死にたい」が口癖に。
死にたいとため息に纏わりつかれた私は、また、頭の中に蛆虫を飼い始めた。
頭と心がぐちゃぐちゃになるといつも、そんな感じがする。
蛆虫がどんどん大きくなって脳みそを少しずつ少しずつ蝕んでいく感覚。
頭がおかしくなる感覚。自分と他人、自分とこの世界の、狭間が、目線が、境界がわからなくなって、生きていることが恥ずかしく、自分の存在が異様に気持ち悪く思える感覚。
蛆虫はもう消え去ったと思ったのに、正常な思考で暮らしていたのに、ふとまた顔を出し、活発になり始めた。
お前を駆除することなど一生無理なんだろうと思う。
お前に脳みその全てを喰われて、頭も心も何もわからなくなった時に、私は死ぬのだと本気でそう思う。
でも、就職活動なんていう訳のわからん気持ち悪い意味不明な儀式に喰われてしまうほど、私は弱くはないと、そう今は思いたい。
就活を本格的に始めてどのくらい経ったのだろうか。
おそらく、まだ4ヶ月程度だろうか。
4ヶ月か、そう考えるとまだまだ全然これからか。
でももうなんか疲れた。本気で疲れた。何もしたくない。シンプルに飽きた。
「ガクチカ」だの「強み」だの、誰かが作り出した意味不明な言葉に自分の人生を当てはめ、その正しさを立証する活動。
自分自身のこともよくわからないし、ありえないほどの自己矛盾を抱えているし、
企業にうまく私自身を売り込むためのセールス活動などできるわけがない。
自分に自信なんてあるわけがないし、面接の場で自信満々に自分のことを語るなんて私には到底無理な話。
結果、就活で「正しい」とされる言葉の枠組みにうまく自分の人生を当てはめることができず、なんとなくふわふわした状態で挑んでは、その場でなんとか言葉を紡ぎ合わせ、なんとか乗り越える2、30分。
結果、撃沈の日々。
結果、もう嫌や、就活。
なんかもうまじで疲れた、しょうもない、
私のことを全く知らない人に、私の人生の合否など決められたくない、
人生の合否を決められる場ではないことはわかってる、もちろん。
御社で活躍できる自分を就活において「正しい」とされる手法で、立証する活動。
それをしてきたつもりではある。
その結果、もう、疲れたのだ。
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