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【2025年度 最新】神戸大学大学院 経済学研究科 完全攻略ガイド|気になる試験の難易度、倍率、対策方法は・・・!?

こんにちは、大学院試験情報局です!今回は、神戸大学大学院経済学研究科の試験対策について、これ以上ないほど詳細に解説します。この記事を読めば、神戸大学の経済学研究科合格への道筋がしっかり見えてくるはずです!


神戸大学大学院 経済学研究科の概要

まずは、神戸大学大学院経済学研究科の基本情報からご紹介します。神戸大学は、その歴史と伝統、そして「真摯・自由・協同」の精神で知られる日本を代表する大学です。経済学研究科では、現代社会の複雑な経済現象を解明し、社会に貢献する高度な専門職業人や研究者を育成しています。

開講コースと募集人員/試験日時

神戸大学大学院経済学研究科には、以下の2つのコースがあります:

  • 総合コース:このコースは、研究者養成と高度専門職業人養成の2つの進路を提供しています。研究者養成では、前期課程(2年間)を修了した後、後期課程(3年間)に進むことで、5年間で博士号取得を目指すことができます。高度専門職業人養成は前期課程(2年間)で終了し、実社会で即戦力として活躍することを目指します。この柔軟なカリキュラムは、自分のキャリアプランに合わせて学びを深められる点が大きな魅力です。

  • 国際共同学修コース:日本人学生と外国人学生が共に学び、全ての授業と研究が英語で行われます。グローバルな視点を持ったエコノミストやビジネスパーソンを目指すことができる理想的な環境です。特に、国際ビジネスやグローバル経済に興味がある学生にとって、英語で学ぶことの意義は非常に大きいと言えるでしょう。

募集人員は、経済学専攻全体で83名(前期課程)です。厳しい競争を勝ち抜くためには、十分な準備が必要です。受験のスケジュールは以下の通りです。

  • 出願期間:2024年7月1日〜7月8日

  • 試験日時:2024年8月19日(月)

  • 合格発表:2024年9月4日

  • 入学手続き:2025年3月中旬

試験概要と選考方法

神戸大学大学院経済学研究科の試験は、年に2回(Ⅰ期とⅡ期)実施されます。2024年度の試験内容は以下の通りです。

  • 筆記試験:10:30〜12:00

  • 口述試験:13:00〜

試験科目は、外国語試験専門科目(経済理論、経済史、統計学から1科目選択)口述試験の3つに分かれています。

  • 外国語試験は、TOEFLやTOEICなどのスコアシート提出により評価されます。特に、国際共同学修コースを希望する場合、英語力が重要ですので、高いスコアを目指して対策を行いましょう。具体的には、TOEFLなら80点以上、TOEICなら800点以上を目標にするのが理想です。

  • 専門科目は、経済理論、経済史、統計学の中から1科目を選択します。選択する科目によって、対策方法も異なるため、自分の得意分野をしっかり見極めることが大切です。例えば、経済理論ではミクロ経済学とマクロ経済学の両方が問われるため、バランスの良い学習が求められます。一方、統計学ではエコノメトリクスの基礎から応用までの理解が必要となります。

  • 口述試験では、研究計画書や志望動機について詳しく質問されます。試験官は、あなたの研究に対する情熱や論理的思考力、さらには研究計画の具体性を重視します。この試験は、筆記試験とは異なり、コミュニケーション能力やその場での思考力が問われるため、しっかりと準備して臨むことが重要です。

各科目の対策方法

経済理論の対策方法

経済理論の勉強は、数学→ミクロ経済学→マクロ経済学の順に進めるのがベストです!まずは数学の基礎を固めることが重要です。特に、微分や行列といった基本的な数学的手法が理解できていないと、経済理論の理解が難しくなります。

おすすめの参考書は『経済学で出る数学』です。この本は、数学に苦手意識がある人でも読みやすい内容となっており、経済学で必要となる数学の基礎をしっかりと学べます。次に、ミクロ経済学の学習に移りましょう。『ミクロ経済学』(奥野ミクロ)は、非常にわかりやすく、ゲーム理論についても詳しく解説されています。さらに、マクロ経済学については『マクロ経済学 第2版』(堀・二神マクロ)をおすすめします。問題演習も豊富で、しっかりとした実力がつきます。ここでの学習は、経済理論全体の基礎を固めるだけでなく、口述試験における専門知識の問答にも役立ちます。

統計学の対策方法

統計学は、データ分析を通じて経済理論を実証するための重要なツールです。統計学がしっかり理解できると、経済学の研究がより深まります。統計学の知識は、特にエコノメトリクスの理解に直結しますので、基本を押さえるだけでなく、応用問題にも挑戦してみましょう。

まず、統計学の基礎を学ぶには、『この世で一番おもしろい統計学』(ダイヤモンド社)がおすすめです。この本は、漫画調で書かれており、統計学に初めて触れる人でも楽しく学べる内容になっています。次に、『コア・テキスト統計学』(新世社)を使って、基本的な統計概念から回帰分析までの知識を深めましょう。この本は、大学の授業でもよく使われるテキストで、非常に体系的に学べるのが特徴です。さらに、より深く学びたい方には『統計学入門』(東京大学出版会)もおすすめです。こちらは少し難易度が高いですが、統計学をしっかりと理解するためには最適なテキストです。

経済史の対策方法

経済史の対策では、日本経済史と世界経済史の両方をしっかりカバーする必要があります。経済史は、基礎的な知識を問われることが多いため、過去問を活用した対策が非常に効果的です。特に、神戸大学の経済史試験では、近代日本史や中世ヨーロッパ史など、幅広いテーマが出題されるため、重点的に学習することが求められます。

まず、日本経済史と世界経済史の基礎を固めるために、『一般経済史』(ミネルヴァ書房)や『日本経済の歴史』(名古屋大学出版会)を使って学習することをおすすめします。これらの参考書は、非常に体系的に書かれており、経済史の全体像を把握するのに役立ちます。さらに、過去問に取り組むことで、出題傾向をつかむことができます。神戸大学の経済史の問題は、毎年オーソドックスなものが多いため、しっかりとした準備をすれば高得点を狙えます。過去問はこちらのリンクから入手可能です。

口述試験の対策

口述試験では、あなたの研究計画書や志望動機について詳しく質問されます。試験官は、あなたの研究に対する情熱や論理的思考力、さらには研究計画の具体性を重視します。この試験は、筆記試験とは異なり、コミュニケーション能力やその場での思考力が問われるため、しっかりと準備して臨むことが重要です。

口述試験で問われる一般的な設問例

  • 研究計画に関する質問:「あなたの研究テーマを選んだ理由は何ですか?」、「この研究が経済学にどのように貢献すると思いますか?」、「研究の方法論について具体的に説明してください。」など、研究に関する深い理解が求められます。これらの質問に対して、自分の考えをしっかりと整理し、自信を持って答えられるように準備しておきましょう。

  • 志望動機に関する質問:「なぜ神戸大学を選んだのですか?」、「他の大学ではなく、当大学院で研究したい理由を教えてください。」志望理由が明確であり、神戸大学での研究が自身のキャリアにどのように役立つかを具体的に説明することが重要です。

  • 専門知識に関する質問:「あなたの研究テーマに関連する経済学理論を説明してください。」、「このテーマに関連する最近の研究動向について知っていることを教えてください。」専門知識を問われるこれらの質問に対しては、最新の研究動向を押さえ、的確に答えられるようにしておくことが求められます。

  • 将来のキャリアに関する質問:「修了後のキャリアプランはどのように考えていますか?」、「この研究が将来のキャリアにどのように役立つと考えていますか?」自身の将来像を具体的に描き、その中での研究の位置づけを明確にすることが求められます。

合格率と合格までの道のり

過去の試験データによると、倍率は2~4倍程度ですが、この数値は決して楽観視できるものではありません。しっかりとした準備を行い、確実に合格を目指すことが重要です。神戸大学の試験は非常にオーソドックスで、真面目に対策をすれば必ず結果が出ると言われています。そのため、合格を手にするためには、過去問や参考書をしっかりと活用し、地道に学習を積み重ねることが最も重要です。特に、経済史や経済理論は出題範囲が広いため、計画的な学習が求められます。

また、合格までの道のりを描くうえで、模擬試験の受験も非常に有効です。模擬試験では、本番さながらの環境で自分の実力を試すことができ、さらに弱点を発見する絶好の機会です。模擬試験の結果をもとに、弱点を補強するための勉強計画を再構築し、合格への道筋をしっかりと築いていきましょう。

試験当日の準備と注意点

最後に、試験当日の準備についても触れておきましょう。試験当日は、冷静さと集中力が求められます。必要な持ち物は「受験票」「筆記用具」「時計(計時機能のみ)」「電卓(統計学の場合)」です。また、筆記試験と口述試験が同日に行われるため、適度に休憩を取り、体調管理にも気を配りましょう。特に、昼食後は眠気が出やすい時間帯ですので、軽めの食事を心がけ、試験中にベストパフォーマンスを発揮できるように準備を整えてください。

試験当日の流れをあらかじめシミュレーションしておくことも重要です。試験会場へのアクセスや、休憩時間の過ごし方などを計画しておくことで、当日に余計なストレスを感じることなく、試験に集中できます。また、試験開始前には簡単なストレッチや深呼吸を行い、緊張を和らげるよう心がけましょう。

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これで、神戸大学大学院経済学研究科の試験対策は完璧です!最後に、あなたの受験が成功することを、大学院試験情報局は心から応援しています。皆さんが笑顔で合格の知らせを受け取るその日まで、私たちも全力でサポートします。頑張ってくださいね!

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