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大学職員を辞める人の主な理由

大学職員はホワイトという噂は耳にすることがあると思います。実際、私が働いている中ではそのように感じます(部署や時期によっては繁忙期もありますが)。そんな大学職員でも辞める人がいます。そんな方々の理由をお伝えします。


①やりがいを感じない

 大学職員の中には、毎年同じ仕事をこなすルーティーンワークのような仕事もあります。「もっと大学を良くしてやる」や「大学を変えてやる」と思って入ったものの、実際は同じことの繰り返しの日常。そんなことに嫌気がさし、辞めてしまう人がいます。
 そういう意味では、自身の人生において、仕事の充実ややりがいを重視している人は、入職後に部署にもよりますが、辞めてしまう可能性が高いと言えるかもしれません。


②パワハラにを受ける

 大学職員は特殊な仕事であり、職員の数も一般企業に比べると少ない傾向にあります。大学の部署は基本的に専任の職員が2~7名程度の部署が多いです。それだけ少ないからこそ小さいコミュニティが形成されます。小さいコミュニティだからこそ、パワハラが起きても見過ごされる傾向が多いです。また、一般企業に比べて、そういったことがあった際の相談窓口なども整っていません(大手の企業などですと、そういうときの相談窓口などを用意しているところが多いと思います)。
 これは運の良しあしとしか言えませんが、こういうことが起きやすいというのも知っておいた方がよいと思います。


③職員ではできない、ほかのことをしたくなった

 職員をしているなかで、他の仕事がしたくなるケースはあります。例えば、「教育関連の事業をしたくなる」や「海外で働いてみたくなる」などです。そういう場合に、転職をするケースはまれにあります。
 このケースは入職してからそう思うようになったというものですので、入職前から頭に入れておく必要はないかと思います。


 大学職員はいろいろな面で本当に恵まれている職業だと思っています。ですが、上記のようなことも実際にあるということは念頭に入れたうえで、目指されることをお勧めします(一般企業でも起こりうることなので事前に予防や防ぐことは難しいのですが)。

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