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図面変換マクロ

(1) マクロが解決しようとする課題

特許出願書類の明細書において、図面を参照して発明の実施の形態を記載しますが、図面をVisioファイルから画像ファイルに変換する作業は大変煩雑です。

今回ご紹介するマクロは、Microsoft社のVisioで図面を画像ファイルに変換する作業を自動化することを目的とします。

(2) 課題を解決するための手段

図面を画像ファイルに変換する作業を自動化するマクロについて説明します。ご紹介するマクロはVisio用のマクロで、Word用のマクロではありませんのでご注意下さい。

前提としてVisioファイルから生成される画像ファイルは、Visioファイルと同じフォルダに記憶され、且つ、図面のファイル名及びVisioファイルのページの名称は以下のような規則でつけられていることとします。

【図面のファイル名の規則】
  図1は「F01.gif」又は「F01.jpg」
  図2は「F02.gif」又は「F02.jpg」
  …
  図10は「F10.gif」又は「F10.jpg」

【ページの名称の規則】(数字は半角)
  GIF形式の画像ファイルに変換する図1は、【図1】
  JPG形式の画像ファイルに変換する図1は、【図1】JPG

図面を画像ファイルに変換する処理をフローチャートで表す場合、例えば、図1のようになります。

【図1】

画像1

図1の処理では、ユーザの入力なしで処理を実行できるように、図Nに対応するページ名が「【図N】」及び「【図N】JPG」であるページの双方が見つからなかった場合(S4:YES, S7:YES)、又はS9の処理でNが99である場合(S9:YES)に処理を終了します。

図1の処理を実行するマクロは、例えば、以下の具体例1のように記述できます。

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