【1分小説】告白

ある日、彼女は彼に言いました。「好きだよ」と。

彼は驚き、そして喜びましたが、その喜びも束の間、彼女は続けました。

「でも私、宇宙人なんだ」
彼は一瞬固まりましたが、笑いながら彼女を抱きしめました。

「それなら僕も宇宙人だよ」
「えっ」
今度は彼女が驚き、戸惑いました。

「だって君に出会ってからの日々は、まるで別の惑星にいるみたいだから」

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