支援級見学記録:支援級ってどんなとこ?
■ 支援級について
【 そもそも支援級とは 】
小学校、中学校等において障害のある児童生徒に対し、障害による学習上又は生活上の困難を克服するために設置される学級。
●対象障害種
知的障害者、肢体不自由者、病弱者及び身体虚弱者、弱視者、難聴者、言語障害者、自閉症・情緒障害者
※文科省HP参照
【 通級という選択肢もある 】
通級とは、小学校、中学校、高等学校等において、通常の学級に在籍し、通常の学級での学習におおむね参加でき、一部特別な指導を必要とする児童生徒に対して、障害に応じた特別の指導を行う指導形態。
●対象障害種
言語障害者、自閉症者、情緒障害、弱視者、難聴者、学習障害者、注意欠陥多動性障害者、肢体不自由者、病弱者及び身体虚弱者
※文科省HP参照
■ 息子の就学先決定までの流れ
※各自治体によります
【 4~9月 】
① 教育委員会
・教育相談
・学校見学
・幼稚園・保育園の訪問
② 障害児就学支援委員会
・就学相談
・対象児童の観察
+就学時検診
【 10月~11月 】
③ 審議 ←①②の結果から
④ 保護者の意向聴取
【 12月~1月末 】
⑤ 就学手続き
■ 見学先の支援級について
※詳細は各自治体・学校によります
【 各学校の支援級の有無 】
学区による
【 学区の割り当て 】
支援級のある中学校を中心にして、自宅から一番近い中学校の学区が割り当てられる。
原則、学区外は不可。
【 クラス編成 】
・全学年合同
・知的・情緒の二クラス編成
・児童8名につき先生が1名
【 学級目標 】
・個性を伸ばす
・できることを増やして自信をつける
【 クラス編成 】
・児童8名
・男女比 男 > 女
【 授業 】
・普通級の授業に準ずる時間割
・授業内容は個別対応
・自立活動の時間あり
(コミュニケーション等の個人課題)
・図工等、発達に応じて交流学級あり
【 授業課題 】
保護者との相談により決まる
【 療育先との連携 】
なし
【 親のPTA参加 】
普通級・支援級関わらず割り当てあり
■ 見学後の感想
想像に反して、とても穏やかな雰囲気でした。
授業は全体に向けて説明しながら授業を進めるスタイルではなく、各々に応じた課題のプリントが配られ、各自取り組むようです。
子どもたちがみんな無理なく机に向かっているように見えましたし(普段の様子を知らないのですが)、机に向かって息子が取り組んでいる姿をイメージすることができました。ここなら自由度の高い息子でも楽しく通えそうな気がします。
次の段階は、息子の授業見学です。
実際に、息子が1時間授業に参加します。
親としましては、やっとここまできた!ってかんじです。
「うじうじ考え込むよりも、行動した方が現実を早く正確に受け止められる」、そんな学びにもなりました。
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