メインの学習の場はどこか
支援級在籍の我が子。
学校は学びの場ではなく、
人間関係を学ぶ場だと
割り切るようになりました。
学校と家とを連携させた勉強を模索し、学校と何度か面談を重ねたものの、難航。なかなか上手くいきません。
学校から持ち帰ってくる宿題は、
ひらがなの読み書きがまだなのに漢字の宿題、数のカウントもまだなのに数字の穴埋め。
授業では九九も……!!!
とはいえ、転校を考えるほどでもなく。
(勉強面以外の授業は魅力的で楽しそうなものばかり/なにより子どもが楽しく通っているので)
ある時から視点を変え、メインの学習の場を『家』にしました。
よく考えてみれば先生方だって、生徒数は少ないといえど、特性のある活発な子どもたちを複数人長時間毎日怪我なく見届けるのは大変です。よほどの意欲・関心や経験、知力、体力、学ぶための余裕がなければ。
だいたい、我が家のような『数の概念』『文字の概念』が全くないところからの土台作りは、難しすぎます。
1年生の2学期末ぐらいからでしょうか、そう考えるようになってから私自身ヤキモキせず楽になりましたし、自宅学習に完全移行して年明けぐらいから学習成果が出てきたことにより、先生方が我が家のやり方を徐々に認めてくださり、我が家のやり方に少しずつ寄り添ってくださるようになりました。
そして最近になって息子の学びがさらに軌道に乗り、学校⇔家の好循環なサイクルが回り始めました。
そんな状況の中、
先日手に取った本がこれです。
定型発達の模範家庭(←私感です)を対象にした本のようでしたが、時間軸を取っ払って考えれば本質的な内容の多い汎用性のある良書でした。
みなさん、家庭学習はどうされているんでしょうかね。
SNSで見るとすごい人ばかりですし、同級生の親御さんにはなかなか聞きにくいですし。
我が家はどんくさく、手探りです。
発達特性のある我が家もこの本を参考に、工夫をしてやってみようと思います。
読んでくださり、ありがとうございました。
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